DELISH KITCHEN

アンゼリカとは?特徴や用途・レシピなどをご紹介

作成日: 2022/02/26

アンゼリカという名称を耳にしたことはあるでしょうか。よくお菓子作りをする方であれば聞いたことがあるかもしれません。アンンゼリカはハーブの一種で、製菓材料としても利用されています。

この記事では、アンゼリカについて特徴や味わい、レシピなどをご紹介します。

目次

  1. アンゼリカについて
    1. アンゼリカとは
    2. 製菓材料のアンゼリカとは
  2. アンゼリカの味わい
  3. DELISH KITCHENのアンゼリカのレシピ
    1. ふきで作るアンゼリカ
  4. アンゼリカはセリ科のハーブ

アンゼリカについて

まずはアンゼリカについて詳しくご紹介します。

アンゼリカとは

アンゼリカは、ヒマラヤやシベリア、アルプスなどが原産のセリ科のハーブことです。涼しい寒冷地に生息しており、高さは1〜2mほどに育ちます。タンポポのように白い小花が密集して咲いているのが特徴です。

ヨーロッパでは、古くから魔除けの効果がある神聖なハーブとして扱われており、別名「天使のハーブ」「天使の根」とも呼ばれています。アンゼリカは用途が幅広く、ハーブティーやアロマ、料理の付け合わせのほか、薬の材料としても使われています。

製菓材料のアンゼリカとは

ヨーロッパではアンゼリカの茎を砂糖で煮て、周りにグラニュー糖をまぶしたものが製菓材料として使用されています。ケーキ、クッキー、スコーンなどによく使われており、鮮やかな緑色とグラニュー糖のキラキラとした見た目がとてもきれいで華やかな仕上がりです。

ただ、日本では入手困難なハーブのため、代わりにふきの茎が使用されているものが一般的です。

アンゼリカの味わい

砂糖漬けにしたアンゼリカは、苦味と甘味がある味わいが特徴です。少しスパイシーな香りで、アニスやセロリなどに似ています。

ただ、日本で手に入るアンゼリカの砂糖煮は、本来のアンゼリカのような特有な香りはありません。本来のアンゼリカはセリ科ですが、日本で作られているアンゼリカはフキ科なので種類が異なるためです。

外側は硬めで、中身は少し繊維質のモチモチとした食感をしており、甘く煮た硬いゼリーのような味わいです。もともとのアンゼリカと日本で入手できるアンゼリカは食感は似ているものの、風味が異なるという違いがあります。

DELISH KITCHENのアンゼリカのレシピ

ここでは日本のふきを使ったアンゼリカのレシピをご紹介します。

ふきで作るアンゼリカ

緑色が鮮やかな、ふきのアンゼリカです。細かく刻んでクッキーのトッピングにしたり、パウンドケーキに混ぜたりするだけで華やかな見た目に仕上がりますよ。何度か煮つめることで、くせをおさえることができます。

アンゼリカはセリ科のハーブ

アンゼリカは「天使のハーブ」とも呼ばれるセリ科のハーブです。ヒマラヤやシベリア、アルプスなどが原産地で、ハーブティーやアロマなどのほか、薬の材料としても使われています。ヨーロッパではアンゼリカの茎を砂糖漬けにした製菓材料もあります。

日本では手に入れることが難しいため、ふきの茎で代用して作られることが多くなっています。鮮やかな緑色がきれいなので、お菓子に利用すると華やかな見た目に仕上がりますよ。

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