四方竹とは?特徴や下ごしらえ・保存方法もご紹介
作成日: 2022/02/27
四方竹という名称を聞いたことがあるでしょうか。あまりなじみのない食材であるため、どのようなものか分からない方も多いかもしれません。
この記事では、四方竹の特徴や下処理、保存方法、レシピなどをご紹介します。
四方竹について
ますは四方竹についてご紹介します。
四方竹とは
四方竹は中国南部が原産のたけのこで、日本に入ってきたのは明治10年頃といわれています。見た目は細長くて、きれいな黄緑色をしています。切ると断面が四角い形をしていることから、四方竹と呼ばれるようになりました。
一般的なたけのこに比べるとアクが強いですが、シャキシャキとした食感が楽しめます。
四方竹の旬・産地
おもな産地は高知県の高知市や南国市で、旬の時期は10月~11月です。高知県では秋の味覚として親しまれています。
四方竹の下処理
四方竹は下処理してから調理に使います。最初に、穂先には身がつまっていないため5〜7cmほどを切り落とします。皮はむかずに鍋に入る大きさにして、たっぷりの沸騰したお湯で10〜15分ほどゆでて火を止めます。
ゆであがったら冷水にさらして冷まし、粗熱が取れたら皮をむきます。そのあと一晩ほど水につけてアク抜きをしたら完了です。四方竹はアクが強いため、水は途中で1〜2回ほど入れ替えましょう。
四方竹の保存方法
四方竹が手に入ったら、すぐにゆでてアク抜きの下処理をします。ゆでた後は保存容器に入れ、水につけて冷蔵庫で保存します。水をこまめに変えれば一週間ほど持ちます。
また、すぐに食べきれない場合は冷凍保存するとよいでしょう。冷凍する場合も下処理を行い、水気を切って塩を振った後、冷凍用保存袋に入れて保存します。
DELISH KITCHENの四方竹を使ったレシピ
四方竹を使ったレシピをご紹介します。一般的に販売されている四方竹は、すでにアク抜きされているものが多いため、下処理をせずに使用できます。
豚肉と四方竹の炒め煮
四方竹のシャキシャキとした食感が楽しめる炒め物です。四方竹は水煮のものを使うので下処理は不要です。甘辛い味付けで豚肉と四方竹の相性がよく、ご飯にぴったりのおかずに仕上がります。
四方竹は断面が四角い細長いたけのこ
四方竹は中国が原産で、国内では高知県で栽培が盛んなたけのこです。見た目は細長く、切ると断面が四角い形をしているのが特徴です。シャキシャキとした食感が楽しめて、いろいろな料理に使うことができます。
アクが強い食材なので、生のものを調理に使う際は最初に下処理が必要です。一般的に販売されているものはアク抜きが済んでいるため、そのまま使えますよ。