DELISH KITCHEN

生醤油の読み方は?特徴や醤油の種類・使い方もご紹介

作成日: 2022/02/28

生醬油という言葉を見かけたとき、みなさんはどのように読んでいますか。「き醤油」と呼ばれていたり「なま醤油」と呼んでいる人もいるのではないでしょうか。

この記事では「き醤油」と「なま醤油」の呼び方の違いや生醬油の使い方について解説します。ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 生醤油とは
    1. 生(き)醤油と呼ぶ場合
    2. 生(なま)醤油と呼ぶ場合
  2. 生醤油の使い方
  3. 醤油の種類
  4. 生醬油は呼び方で種類が異なる

生醤油とは

生醬油の「生」を「き」と呼ぶか「なま」と呼ぶかで、実は違う醤油を指します。また生醬油とは別に生揚醤油(きあげしょうゆ)という醤油も存在し、生揚醤油は醤油を絞ったあとに熱処理をしていない状態の醤油を指します。

生揚醬油は火入れも濾過もしないため、微生物が生きたままであるのが特徴で一般的には流通されていません。醤油の直売所で販売されていたり、食品加工メーカーで使われることが多い醬油です。

生(き)醤油と呼ぶ場合

火を加えて濾過された醤油を指す場合、生醤油を「き醤油」と呼び、料理人を中心として、味付けを加えず純粋な醤油だけを呼ぶときに使われています。本醸造タイプの醤油で、原材料名に「大豆、小麦、食塩」と表記のある醤油が「き醤油」と名乗ることができます。

生(なま)醤油と呼ぶ場合

火を加えずに濾過された醤油を呼ぶ場合、生醬油を「なま醤油」と呼びます。醤油に含まれる酵母菌などの微生物を火入れではなく、濾過する工程で殺菌しています。火入れをして作る醤油に比べ、加熱すると醤油の香りが強く感じられます。また、なま醤油はそのままいただくと香りや味が穏やかなのが特徴です。

生醤油の使い方

生醬油の使い方は、基本的に普段使用している醤油と同じです。純粋な醤油のうまみが感じられるため、うどんなどの麺類にそのままかけて食べるとより美味しくいただけます。

醤油の種類

醬油の種類はJAS法に定められているもので5種類あります。生醬油には濃口醤油や淡口醤油が存在し、生醬油そのものは加工方法の違いであるため種類の1つとしては分類されません。

醤油の種類については、下記で詳しく解説しています。

生醬油は呼び方で種類が異なる

生醬油は「き醬油」や「なま醬油」とも呼ばれていますが、それぞれ作り方や味わいが異なる醤油であることが分かりました。どちらも濾過の工程はありますが、火入れをするのが「き醬油」で火入れを行わないものが「なま醬油」と呼ばれます。

醤油の種類によって味わいや風味も異なるため、その違いを比べてみるのもいいでしょう。

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