コーヒーフレッシュとは?特徴やカロリー・糖質について解説
作成日: 2022/06/14
コーヒーフレッシュは、コーヒーに入れるポーションタイプのミルクのこと。コーヒーを飲む際に、コーヒーフレッシュが欠かせないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事では、コーヒーフレッシュの特徴やカロリー・糖質などについてご紹介します。
コーヒーフレッシュについて
コーヒーフレッシュについて、詳しく見ていきましょう。
コーヒーフレッシュとは
カフェなどでコーヒーなどを頼んだときについてくる、小さなカップに入ったミルクが「コーヒーフレッシュ」です。実は「コーヒーフレッシュ」は、関西圏で使われている呼び名。関東では「コーヒーミルク」や「ポーションミルク」などと呼ばれることもあるため、コーヒーフレッシュという名前に聞きなじみがない方もいらっしゃるかもしれません。
コーヒーフレッシュは生クリームと似ていますが、主原料などの点で違いがあります。主原料が植物性脂肪、安定剤や保存料が含まれているため賞味期限は約3ヶ月と長く、常温保存も可能なのがコーヒーフレッシュです。一方、生クリームは乳脂肪を主原料とし、安定剤などの添加物は含まれていないため、賞味期限が短いという特徴があります。
生クリームとコーヒーフレッシュは異なる食品であるとはいえ、コーヒーフレッシュがない場合は生クリームで代用することも可能です。また、牛乳や豆乳を代わりに使ってもよいでしょう。
コーヒーフレッシュの歴史
コーヒーフレッシュが登場するまで、コーヒーや紅茶などには牛乳や生クリームが使用されていました。しかし、牛乳や生クリームの流通・保存のためには、低温環境が必要。そこで1950年代に開発されたのが、粉末タイプの「クリーミングパウダー」です。その後、液体タイプのコーヒーフレッシュが登場し、日本に広まったのは1970年頃であるといわれています。
コーヒーフレッシュのカロリーと糖質
コーヒーフレッシュ、牛乳、生クリームのカロリー・糖質は、それぞれ以下の通りです。
[コーヒーフレッシュ(可食部100gあたり)]
・カロリー:244kcal
・糖質:1.8g
[普通牛乳(可食部100gあたり)]
・カロリー:61kcal
・糖質:4.8g
[生クリーム(可食部100gあたり)]
・カロリー:404kcal
・糖質:6.5g
コーヒーフレッシュを使ったDELISH KITCHENのレシピ
コーヒーフレッシュはドリンクの他、デザートや料理にも活用できます。
コーヒーゼリーシェイク
カフェ気分を堪能できる、デザートのレシピをご紹介します。市販のコーヒーゼリーと付属のコーヒーフレッシュをメインに、牛乳と練乳を加えるだけととても簡単。暑い時期には、ぜひ味わっていただきたい一品です。
コーヒーフレッシュは生クリームの代わりに使える食材
コーヒーなどに使われている小分けになったミルクが「コーヒーフレッシュ」です。生クリームが乳脂肪を主原料としているのに対し、コーヒーフレッシュは植物性脂肪を主原料としています。しかし、コーヒーフレッシュと生クリームは相互に代用可能です。生クリームを購入してもなかなか使い切るのが難しいという方は、小分けが便利なコーヒーフレッシュをいろいろな料理に活用してみてくださいね。
【出典】
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)