DELISH KITCHEN

ホワイトセロリ(セルリー・ミニホワイト)とは?食べ方もご紹介!

作成日: 2022/06/30

セロリは有名ですが、ホワイトセロリという野菜は耳なじみのない方も多いのではないでしょうか。そんなホワイトセロリの特徴や食べ方など、詳しくご紹介します。

目次

  1. ホワイトセロリについて
    1. ホワイトセロリとは
  2. ホワイトセロリとセロリの違い
    1. 香り
    2. 下処理
  3. ホワイトセロリの選び方
  4. ホワイトセロリの保存方法
    1. 冷蔵保存の場合
    2. 冷凍保存の場合
  5. ホワイトセロリの食べ方
  6. ホワイトセロリをおいしく食べよう

ホワイトセロリについて

ホワイトセロリの始まりや特徴について、簡単にご説明します。

ホワイトセロリとは

ホワイトセロリは、植物の種苗などを取り扱う会社、タキイ種苗が開発した野菜です。正しくは「セルリー・ミニホワイト」という名前で、1992年に品種登録されました。

茎が細く真っ白で、葉はやわらかい緑色をしていることより、三つ葉に見た目が似ています。

主に水耕栽培で作られ、土壌栽培に比べ生育が早く収穫サイクルの早い野菜です。

また、暑さに強いため高温の時期でも栽培しやすく、現在はスーパーなどで1年中購入することのできます。

ホワイトセロリとセロリの違い

名前が似ているけれど、セロリとホワイトセロリは特徴が全く違います。その違いについて、詳しくご紹介します。

香り

1つ目の違いは香りにあります。

セロリは、アピインやセネリンといった栄養成分が発する独特の強い香りを持っています。

一方、ホワイトセロリはセロリよりも香りが強くなく、くせがなく食べやすいことが特徴です。

下処理

2つ目の違いは下処理の有無です。

セロリは茎部分に筋が多くかたいため、下処理として筋取りが必要です。一方、ホワイトセロリは茎が細くやわらかいため、筋取りなどの下処理は不要で、水で洗ってそのまま食べることが可能です。

ホワイトセロリの選び方

スーパーなどで購入する際は、以下の3点に気を付けて選ぶとおいしいホワイトセロリを手に入れることができます。

1. 葉がきれいで茎が真っ白なことです。汚れているものやくすんだ色のものは痛んでいたり、新鮮さが失われている可能性があります。
2. ホワイトセロリを持った際に茎がしなやかで折れないことです。すぐに折れてしまうものは、水分量が減少し新鮮ではない可能性があります。
3. 葉にみずみずしさを感じることです。葉の水分量が減っているものは、新鮮ではない可能性があります。青々として、しなびていないものがおすすめです。

ホワイトセロリの保存方法

ホワイトセロリをできるだけ長くおいしく楽しむために、適切な保存方法をご紹介します。

冷蔵保存の場合

ホワイトセロリの茎の筋取りなど下処理はせず、キッチンペーパーもしくはラップなどで包みポリ袋へ入れます。これによって、水分量を保ちしなびるのを防ぐことができます。

また、冷蔵庫内でもやや温度が高めに設定されている、野菜室での保管がおすすめです。横にせず、栽培されている状態に合わせて立てて保存することで、より日持ちがよくなります。

上記の保存方法で2~5日が保存の目安となりますが、風味が損なわれておいしさが減少するため、2~3日のうちに食べきることがおすすめです。

冷凍保存の場合

冷凍保存する場合は、ホワイトセロリをさっと水洗いし、しっかりと水気をきります。キッチンペーパーなどで水気をふき取るのもおすすめです。

料理に使用する長さに切り、密閉できる保存袋などに入れて冷凍します。

料理に使う際は、水分がにじみ出て水っぽくなってしまうことを防ぐため、解凍はせずにそのまま調理するほうがおすすめです。

そのため、サラダなど生で食べるより、スープなどに加えて加熱調理するほうがおいしく食べられます。

冷凍保存の方が日持ちは長く、3週間程度が目安です。

ホワイトセロリの食べ方

ホワイトセロリはくせがなく食べやすいため、生のままサラダで食べるのがおすすめです。生で食べることで、ホワイトセロリに含まれるビタミンCを損失なく摂取できます。

また、優しい香りのある香味野菜のため、パクチーのようにスープの香りづけに使用するのもおすすめです。香草として食欲増進効果がある他、料理の彩りにも役立ちます。

検索すると様々なレシピがありますので、お好みの料理を見つけてみてくださいね。

ホワイトセロリをおいしく食べよう

癖がなく食べやすいホワイトセロリ。生で食べたり、スープに加えたりと、様々な料理に使用できます。香りや彩りを加える野菜として、食卓に加えてみてはいかがでしょうか。

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