とろ火とは?ガスコンロの場合やIHの場合も解説
作成日: 2022/08/01
レシピに出てくる火加減のひとつにとろ火がありますが、とろ火とはどのくらいの火加減なのでしょうか。
この記事では、とろ火について解説します。ガスコンロやIHの場合の火加減についてもみていきますので、調理の際の参考にしてください。
とろ火とは
とろ火とは、弱火よりも弱い火加減のことです。火が消えるか消えないかくらいの状態で、汁物の保温や汁気が少ないものを煮るとき、煮豆やおかゆなどをじっくりと煮込むときなどに使います。とろ火にかけていると、鍋の水面がゆらゆらと波立ちます。
とろ火の状態
ガスコンロとIHの場合の火加減やとろ火の状態についてみていきましょう。
ガスコンロの場合
強火は炎が鍋底に沿って広がっている状態
中火は炎の先が鍋底に触れている状態
弱火は炎の先が鍋底に触れていない状態のことを指します。とろ火は火力を最小にするので、炎の先は鍋底には触れません。
IHの場合
IH場合はこのような目安になります。
強火:一般的には10段階で7~9(1000~2000W)くらい
中火:4~5(500~1000W)くらい
弱火:2~3(300~500W)くらい
とろ火:1~2(200~300W)くらい
とろ火とは弱火よりも弱い火加減のこと
とろ火とは弱火よりも弱い火加減で、汁物の保温や煮豆やおかゆを煮込むときなど、長時間火にかけるときに使います。ガスコンロの場合は火が消えるか消えないかくらいの状態、IHの場合は10段階のもので1〜2がとろ火です。ガスコンロの火加減は炎が鍋底に触れる様子で判断します。料理に合わせた火加減を知って、正しく使い分けましょう。