ソリレスはどこの部位?おすすめの食べ方もご紹介
作成日: 2022/08/29
焼き鳥屋さんにいくと豊富なメニューに戸惑うこと、ありませんか。その中でも一際珍しい、ソリレスと呼ばれるメニューを見かけたことはありますか?今回はソリレスが鶏のどの部位か解説すると共に、その特徴についてもご紹介します。
ソリレスとは
まずはソリレスについて、詳しく見ていきましょう。
名前の由来
ソリレスはフランス語であり、sot-l'y-laisse(残すのは愚か者)と訳すことができます。このように呼ばれるようになったのには、ソリレスがそれほど希少な部位であることや、腰骨のくぼみに隠れていることから取り出すのが難しく、知らず知らずのうちに鶏ガラになってしまうこともあるため、と言われています。
英語では「chicken oyster」と呼ばれますが、日本の肉屋さんではフランス語のソリレスの名が一般的で、略してソリと呼ばれることもあります。
特徴
ソリレスは、ももの付け根部分にあたる肉で、腰骨の窪みについています。鶏肉だとピンポン玉くらいの大きさで、1羽の鶏から2つしか取れない希少な部位です。筋肉が発達しているのが特徴で、弾力と脂身のバランスが良く、そのおいしさは一度食べるとやみつきになる人も多いと言われています。
ソリレスの食べ方
肉の旨味を味わうには、シンプルに串焼きなどの焼き鳥にして食べるのがおすすめです。タレでも塩でもよく合います。炭火で香ばしく表面をあぶり焼き、塩をつけて食べるのもおすすめです。
ねぎ塩ダレで炒めるのもプリッとした鶏肉の食感が楽しめます。
ソリレスは鶏肉の中でもごく少量の希少部位
ソリレスは1羽の鶏肉から2つしかとれない大変希少な部位です。焼き鳥屋さんでメニューに並んでいたら幸運かもしれません。せっかくの機会なので、ぜひ召し上がってみてくださいね。