りんごの賞味期限とは?保存方法や見分け方もご紹介!
作成日: 2022/08/30
更新日: 2022/08/31
そのまま食べるのはもちろん、お菓子作りやジャムなどさまざまな使い方ができるりんご。一般的には日持ちがするイメージですが、りんごの賞味期限についてご存じですか?この記事では、りんごの賞味期限について解説します。保存方法や食べない方がいいりんごの見分け方についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
りんごの賞味期限とは
結論から言うと、りんごには賞味期限や消費期限は明記されていません。
市販されている加工食品には、安全においしく食べることができる期限である「賞味期限」、または期限を過ぎたら食べない方がいい「消費期限」が記されていますが、生鮮食品であるりんごにはこれらの表記がされないのです。ちなみに市販のカットされたりんごの場合は、加工が行われているので消費期限が明記されています。記載されている消費期限を目安に食べきりましょう。
果物は食べ頃になったら早いうちに食べるとおいしく食べられますが、保存方法によっては保存期間の目安が変わってきます。なるべく日持ちさせたいなら適切な仕方で保存することが大切です。
りんごの常温保存方法と保存期間
りんごはスーパーなどで一年中見かけることが多い果物ですが、国産りんごは秋から冬に旬を迎えます。
秋から冬の気温が高くない間であれば冷暗所で常温保存ができますよ。
新聞紙で包んで、風通しの良い涼しい場所で保存しましょう。
たくさんある場合はダンボール箱に新聞紙をかけて保存するといいですよ。
賞味期限の目安は1ヶ月後なので、長期間保存しすぎないように気をつけてくださいね。
りんごの冷蔵保存方法と保存期間
気温が高い季節はりんごを冷蔵庫で保存しましょう。以下のレシピで丸ごとの場合と使いかけの場合に分けてそれぞれ保存方法をご紹介します。
りんごの保存方法
りんごを冷蔵庫で保存するときの方法をご紹介します。正しく保存することでよりおいしさが長持ちしますよ。
冷蔵庫の場合の保存期間は約1〜2ヶ月。カットしたものはなるべく早めにお召し上がりくださいね。
りんごの冷凍保存方法と保存期間
りんごを冷凍保存する方法をご紹介します。
切って冷凍
りんごを買ったはいいけど食べきれないという時には切って冷凍保存をしてしまうのも一つの手段です。
生のまま冷凍した場合は1ヶ月を目安に使い切りましょう。凍った状態あるいは半解凍状態で使えるので便利ですよ。
りんごの冷凍保存方法
すりおろして冷凍
すりおろして冷凍する場合は、保存袋にすりおろしたりんごを入れて空気を抜いて袋の口を閉じ、平らにして冷凍してください。レモン汁を加えると変色防止になります。
保存期間の目安は2〜3週間です。
新鮮なりんごの見分け方
新鮮なりんごを見分けるには2つのポイントがあります。
一つ目は、果実全体が赤く染まっておりふっくらとしているもの。りんごは太陽の光にあたることで赤く色づき糖度が高くなります。また、軸がしっかりしていると栄養の吸収がよいとされています。
二つ目は果皮にハリとつやがあるものです。持った時に重みが感じられるものがジューシーでおいしいサインです。大きくても軽いものはスカスカしている可能性があるので注意してくださいね。
食べない方がいいりんごの見分け方
りんごには明確な賞味期限が書かれていないため、食べられるかどうかは見た目で判断する必要があります。ここでは、食べない方がいいりんごの特徴をご紹介します。
りんごは表面がへこんだり傷ができたりするとその部分が茶色もしくは黒くなり、傷みが広がりやすいです。一部なら切り落として食べることもできますが、変色した面積が多い場合は食べない方がいいでしょう。
りんごを切った時に芯の部分が茶色に変色しているものは蜜腐れの可能性があります。蜜の部分だけが変色している場合は取り除いて食べることはできますが、大部分が変色しているようであればそのまま処分しましょう。
ほかに匂いやカビなどがないか、気になる部分がないかも確認してくださいね。
収穫から時間がたったりんごは感触が柔らかく水分が抜けて皮がシワシワになっています。このようなりんごは食べるとスカスカでおいしくありません。さらに、異臭を放っているものやカビが生えているものは完全に腐っています。この状態のものは食べることができないので丸ごと破棄しましょう。
りんごの賞味期限の目安は1か月!見た目をよくチェックしよう
りんごの賞味期限や条件別の保存方法をご紹介しました。生鮮食品であるりんごには賞味期限や消費期限は記載されていないので、自分の目で見極める必要があります。安全においしくいただくために、正しく保存してなるべく早く食べ切るようにしてくださいね。