ポッサムとはどんな韓国料理?サムギョプサルとの違いを解説
作成日: 2023/02/24
サムギョプサルとよく似た韓国料理である「ポッサム」を知っていますか。サムギョプサルと同様、豚肉を使用した料理ですが、はっきりとした違いを知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ポッサムとはどのような料理なのか、詳しく解説していきます。また、サムギョプサルとの違いや、レシピについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ポッサムとは
ポッサムとは、豚の腹部分の肉を使用した韓国料理の一つです。豚肉をしょうがや玉ねぎ、ねぎの青い部分などと一緒に茹でて作られます。
ポッサムはキムチやニンニク、玉ねぎ、サムジャンなどと一緒に野菜に巻いて食べる料理です。一般的に赤レタスやゴマ、エゴマの葉が包む用の野菜に使われます。
また、ポッサムの豚肉に生牡蠣が添えられる「クルボッサム(굴보쌈)」という料理もあります。クルボッサムは付け合わせの野菜と牡蠣を一緒に巻いて食べる料理で、牡蠣の旨味と豚肉の脂身、キムチや薬味の甘みや香りを一度に楽しめます。
ポッサムの由来
ポッサムとは韓国語で「包む」という意味です。その名前のとおり、ポッサムは好みの具材を包んで楽しむ料理となっています。
また、韓国でポッサムは酒のつまみ(アンジュ)としてよく食べられているのも特徴です。
ポッサムとサムギョプサルの違い
実はサムギョプサルとは元々料理の名前ではなく、豚肉の部位のことです。
サムギョプサルという部位は、赤みと脂身が3層になっているバラ肉のことでポッサムにも同じ部位が使われています。
同じ豚肉の部位を使う韓国料理であるポッサムとサムギョプサルですが、その違いは調理方法にあります。
ポッサムは「茹で」で、サムギョプサルは「焼き」で作られるのが特徴です。
ポッサムは茹でる過程で余分な脂が落ちるため、サムギョプサルよりもヘルシーで食べやすくなっています。
DELISH KITCHENのポッサムレシピ
ここからは、DELISH KITCHENのポッサムレシピをご紹介します。
ポッサム
材料を鍋に入れて茹でるだけでできるポッサムの簡単レシピです。ねぎ、しょうがと一緒に茹でることで臭みがなくなり、豚肉がやわらかくなります。みそだれは身近な調味料で作れるのも嬉しいポイントです。
ポッサムは家庭で簡単に作れる韓国料理
ポッサムは茹でた豚肉とニンニクなどの薬味や調味料を、野菜を巻いて食べる韓国料理です。サムギョプサルとよく似た料理ですが、調理方法が異なるので違った味わいを楽しめます。
ポッサムは韓国ではお酒のおつまみとして食べられていますが、パーティーメニューとしてもおすすめです。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひご家庭でも作ってみてください。