韓国料理のケジャンとは?よりおいしさを味わう食べ方をご紹介
作成日: 2023/02/28
真っ赤で辛そうなケジャンや、蟹をまるごと使ったインパクトのあるケジャンを見たことはありますか?ケジャンとはどのような味わいで、どうやって食べる料理なのでしょうか。今回は韓国料理の「ケジャン」についてご紹介します。
ケジャンとは
ケジャンとはどのような料理でしょうか。特徴をご紹介します。
概要
「ケジャン」とはたれに蟹を漬け込んだ韓国料理のことです。「ケ」は韓国語で蟹を意味し、「ジャン」は漢字でソースを意味する「醤」とあらわします。ケジャンには、蟹を漬け込むタレの種類により「ヤンニョムケジャン」と「カンジャンケジャン」の2種類があります。
種類
「ヤンニョムケジャン」と「カンジャンケジャン」の味付けはどのように違うのでしょうか。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ヤンニョムケジャン
ヤンニョムケジャンは「ヤンニョム」に漬け込んだ蟹の料理のことです。ヤンニョムとは、コチュジャンに唐辛子やニンニクなど辛味や風味のある調味料を入れ、水あめなどを加えた甘辛いタレのことです。甘辛いヤンニョムに漬け込むことで「蟹のキムチ」風な料理に仕上がります。
カンジャンケジャン
カンジャンケジャンは、カンジャン(醤油)を使う醤油ベースのタレのケジャンです。ニンニクを効かせたカンジャンに漬け込むことで、蟹の風味を直接味わえます。白ごはんに合うので、カンジャンケジャンと白ごはんはセットで食べられることが多く、カンジャンケジャンの定番の食べ方です。
食べ方
ケジャンの食べ方をご紹介します。
蟹を丸ごと使った料理なので、殻を剥く必要があります。お店で食べるときは、用意された透明の手袋を使うようにしましょう。
足の身
ケジャンの足は、はさみを使って胴体から切り離します。殻付きのまま、足に口を近づけて吸い付くようにして身を食べましょう。胴体に近い部分の足は、身がぎっしりと詰まっています。殻の部分をはさむようにしてギュッと絞りながら食べるのがポイントです。
甲羅
蟹の甲羅を剥がし、身がある部分を半分に割りましょう。そこに口を近づけて、吸い付くように身を食べるのがおすすめです。蟹味噌があるなら、甲羅にごはんを入れて混ぜるとよりおいしく味わえます。
かぶりついて食べるのがおいしいケジャンですが、蟹の殻は硬いので、口をつけて食べるときは怪我をしないように注意しましょう。
ケジャンとはタレに蟹を漬け込んだごはんに合う韓国料理のこと
ケジャンには、キムチのようなヤンニョムケジャンと、醤油ベースのカンジャンケジャンの2種類があります。どちらもごはんに合う韓国料理で、殻を割ったり切ったりしながら豪快に食べるのがおすすめです。あつあつの白ごはんとともに、ケジャンを食べてみてはいかがでしょうか。