DELISH KITCHEN

トニックウォーターとは?簡単な作り方もご紹介!

作成日: 2020/07/04

更新日: 2020/07/09

カクテルを作るときなどによく使われる「トニックウォーター」をご存じですか。しゅわしゅわとした炭酸がのどごし良く、ほのかに甘みを感じる飲み物です。見た目は炭酸水のようですが実は別物なのです。
こちらの記事では、トニックウォーターの特徴や炭酸水、サイダーとの違い、トニックウォーターの飲み方、またトニックウォーターの作り方などをご紹介します。

目次

  1. トニックウォーターとは?
  2. 「炭酸水」「サイダー」との違いは?
  3. トニックウォーターのおすすめの飲み方
  4. トニックウォーターの作り方をご紹介
  5. 爽やかなトニックウォーターを手作りしよう!

トニックウォーターとは?

「トニックウォーター」とは、炭酸水に香料や糖分などを加えた清涼飲料水です。イギリスが発祥とされるトニックウォーターは、ほんのりと甘みを感じる爽やかな飲み物として知られています。名前に「ウォーター」と付いていますが糖分が入っており、商品によっても異なりますがトニックウォーターの糖質は100ミリリットルあたり約9グラムとなっています。
また、商品により炭酸の強さや味にも違いがあるので、お気に入りのものを見つけてみましょう。

「炭酸水」「サイダー」との違いは?

見た目が「炭酸水」や「サイダー」と似ているトニックウォーターですが、その違いはどこにあるのでしょうか。炭酸水とは二酸化炭素を溶かした飲み物で、香料や糖分などが添加されていない飲み物です。別名スパークリングウォーターとも呼ばれ、トニックウォーターとの違いは香りや甘みとなります。

一方のサイダーは、炭酸水に香料や糖分、酸味料などを加えて作る清涼飲料水のことです。サイダーは英語では「cider」と表記し、これはフランス語の「シードル(cidre)」に由来します。シードルは微炭酸のりんご酒ですが、日本では甘みのついた炭酸飲料のことをサイダーと呼びます。ただし、アメリカやイギリスなどではサイダーではなく、「ソーダ(soda)」と呼ぶのが一般的です。
大きく分類するとトニックウォーターとサイダーは似ていますが、サイダーのほうが甘みが強い傾向にあります。トニックウォーターには柑橘特有の風味や苦味が感じられ、すっきりとした飲み口です。

トニックウォーターのおすすめの飲み方

トニックウォーターはそのまま飲んだり、リキュールやワインなどを割ったりして楽しむことができます。あまり主張せずウォッカやジンなどのおいしさを引き立ててくれることから、お酒を割る材料としてよく使われています。

トニックウォーターはノンアルコールドリンクを作るときにも活躍してくれるでしょう。
果物などで作ったシロップをトニックウォーターで割れば、ノンアルコールの食前酒にもぴったりです。発泡系の飲み物なので見た目はシャンパンのように華やかで、お酒が飲めない人でも安心して楽しむことができます。

ほんのり甘みを感じるトニックウォーターはそのまま飲んでもおいしいので、料理の味を邪魔することなく食事に合わせることも可能です。

トニックウォーターの作り方をご紹介

ここでは、家庭でも簡単に作れるトニックウォーターの作り方をご紹介します。

用意するのは
・オレンジやレモン、ライムなどの柑橘 3個分
・オールスパイス(ホール) 小さじ1
・水 1リットル
・クエン酸(食用) 大さじ4
・塩 ひとつまみ
・炭酸水 適量
<シロップ用>
・砂糖 140グラム
・水 70グラム
です。

まずは、シロップ用の砂糖と水を合わせて鍋に入れ、弱火で加熱してシロップを作ります。砂糖が溶けたらしっかりと冷ましておきましょう。
柑橘は適当な大きさにカットします。
シロップ以外の材料を鍋に入れて加熱し、沸騰したら弱火にして20分ほど煮込みましょう。
ふきんやキッチンペーパーなどで鍋の中身を漉し、再度加熱したものを準備しておいたシロップと合わせます。
出来上がったものをお好みの量グラスに入れ、炭酸水を好みの濃さになるまで注いでかき混ぜて飲みます。

爽やかなトニックウォーターを手作りしよう!

すっきりとした飲み口ながらほんのり甘みも感じるトニックウォーター。お酒やシロップを割ったりそのまま飲んだりと、さまざまに活用できる清涼飲料水です。
家庭でも以外と簡単に作ることができるので、お好みのスパイスや柑橘を加えてアレンジしてみてはいかがでしょうか。カルダモンなどのスパイスも相性が良くおすすめです。

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