カラマンシーってどんな果物?特徴やおすすめの食べ方をご紹介
作成日: 2023/09/06
更新日: 2023/10/20
「カラマンシー」という食べ物をご存知ですか?東南アジアで栽培されている果物で、主にフィリピンで収穫されます。シークワーサーやすだちに似た柑橘類の一種で、レモンのような強い酸味があるのが特徴です。
栄養価が高いことから日本では「奇跡の果実」と呼ばれ、日本や韓国でカラマンシーを使ったドリンクは人気があります。
この記事では、カラマンシーの特徴や他の柑橘類との違い、美味しい食べ方や使い方についてご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてください。
カラマンシーについて知ろう!
カラマンシーとは、どのような果物なのでしょうか。ここからは、特徴やシークワーサー・すだちなど他の柑橘類との違いについて解説します。
カラマンシーとは?
カラマンシーは、みかん科に属する柑橘類の一種です。フィリピンを中心とした東南アジアで栽培されており、現地では各家庭の庭で作られるだけでなく野生にも自生しています。
フィリピンレモンとも呼ばれるカラマンシーは、一年中花をつける四季咲き性の植物なので、特に旬などはなく一年を通して収穫できることが特徴です。
カラマンシーの特徴
フィリピンレモンとも呼ばれるカラマンシーの果汁には、レモンやライムのような強い酸味があることが特徴です。カラマンシーの実はライムより一回りほど小さい直径2〜3cmほどのサイズで、見た目はシークワーサーやすだちに似ています。
熟す前は鮮やかな緑色をしていますが、熟すとオレンジ色に変化します。栄養価が高いことから、日本では「奇跡の果実」とも呼ばれています。
他の柑橘類との違い
カラマンシーと形や大きさが似ているシークワーサーやすだちですが、それぞれに違いはあるのでしょうか。カラマンシーは、果汁に強い酸味がありますが、皮は薄く甘味と苦味があることが特徴です。一方で、シークワーサーやすだちの皮は甘味がありません。シークワーサーの皮には強い苦味があります。
カラマンシーの美味しい食べ方・使い方
ここからは、カラマンシーを美味しく味わえるおすすめの使い方をご紹介します。
揚げ物や肉料理の添え物に
カラマンシーの果汁は酸味が強いため、そのまま食べるには向いていません。唐揚げやアジフライなど揚げ物料理の仕上げに果汁を搾ったり、紅茶などにカットしたカラマンシーを浮かべたり、あくまで果汁を味わうのが一般的です。
ジュースやマーマレードに
カラマンシーの皮には、オレンジのような風味と甘味があります。皮ごと搾ってジュースにしたりソーダ水で割ったりして味わうのもおすすめです。皮の甘味とほのかな苦味を生かして、マーマレードにして食べても美味しいでしょう。
ドレッシングに
爽やかな香りのある果汁を使った自家製ドレッシングもおすすめです。レモンほど強い酸味のないカラマンシーの果汁は、ドレッシングに使うとマイルドな酸味と独特の風味が楽しめます。ぜひチャレンジしてみてください。
お酒に加える果汁として
カラマンシーの果汁はお酒にアレンジしても楽しめます。焼酎のソーダ割りに果汁を搾ったり、ウイスキーなど少し濃いめのお酒に果汁を入れたりして、レモンの代用として使うのもおすすめです。
「奇跡の果実」カラマンシーのお気に入りの使い方を見つけてみよう!
カラマンシーは東南アジアで作られている果物で、甘味と苦味のある皮と酸味のある果汁が特徴です。別名「フィリピンレモン」とも呼ばれ、爽やかな酸味のある果汁は揚げ物やお酒に使うと美味しく味わえます。また、甘味と苦味のある皮を利用してマーマレードやジュースにするのもおすすめです。
栄養価が高く、日本では「奇跡の果実」とも呼ばれるカラマンシーを、ここでご紹介した使い方を参考に味わってみてはいかがでしょうか。