DELISH KITCHEN

トゥンカロンとはどんなお菓子?特徴や自宅で作れるレシピをご紹介

作成日: 2023/10/31

トゥンカロンというお菓子を知っていますか。トゥンカロンは、マカロンに似ていますがマカロンよりもボリュームがあり丸みのある形が特徴のお菓子です。コロンとした形がかわいらしくSNSでも人気があります。

この記事では、トゥンカロンがどのようなお菓子なのか、特徴やマカロンとの違いについても解説します。ご自宅で作れるおすすめレシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

目次

  1. トゥンカロンについて知ろう!
    1. トゥンカロンとは?
    2. トゥンカロンの特徴やマカロンとの違い
  2. トゥンカロンを作ってみよう!
    1. 材料【4個分】
    2. チーズクリーム
    3. 手順
      1. 下準備(粉類)

      2. メレンゲ

      3. マカロン生地

      4. チーズクリーム

    4. トゥンカロンづくりでよくある質問
      1. Q.無塩バターは有塩バターで代用可能ですか?

      2. Q.バターをマーガリンで代用したいのですが、可能ですか?

      3. Q.どのくらい日持ちしますか?

      4. Q.持ち運びの際はどうしたらいいですか?

      5. Q.ラッピング方法を教えてください。

  3. トゥンカロンはマカロンに似た韓国生まれのスイーツ!

トゥンカロンについて知ろう!

まずは、トゥンカロンの特徴やマカロンとの違いについて解説します。トゥンカロンとは、どのようなお菓子なのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

トゥンカロンとは?

トゥンカロン(뚱카롱)とは、韓国発祥のスイーツです。韓国で生まれたマカロンのようなスイーツなので、韓国マカロンとも呼ばれます。「トゥンカロン」という名前は略語であり、韓国での正式名称はトゥントゥンハン マカロン(뚱뚱한 마카롱)といいます。

このトゥントゥンハン(뚱뚱한)には「太っている」という意味があり、「トゥントゥンハン マカロン」とは、直訳すると「太ったマカロン」となります。マカロン生地の間にクリームがたっぷり挟まっている姿は、コロンと丸みをおびて「太ったマカロン」と呼ばれるのも納得です。

トゥンカロンは、見た目のボリューム感とかわいらしい雰囲気が、SNS映えするスイーツです。

トゥンカロンの特徴やマカロンとの違い

トゥンカロンの特徴は、見た目のインパクトにあります。マカロンとは、アーモンドプードルや砂糖、卵白を混ぜて焼いた生地に、クリームやガナッシュを挟んだスイーツです。マカロンも、生地の間にクリームが挟んでありますが、その量は少なく、ひと口サイズのものが多いのが特徴です。

しかし、トゥンカロンでは生地の間に挟んであるクリームの量が、マカロンとは比べものにならないほど多く、かなり厚みがあります。さらにクリームだけでなく小さなクッキーやフルーツなどのトッピングを挟むこともあるため、マカロンよりもアレンジの幅は広いといえるでしょう。

「マカロン生地の間に大量のクリームが挟んである」といっても、なかなかイメージがつかない方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合は、イタリアのスイーツ「マリトッツォ」をイメージすると分かりやすくなるでしょう。

味のバリエーションは、マカロンと同じようにさまざまなフレーバーがあります。マカロンには、ジャムなどシンプルな味わいのクリームを挟むことが多いですが、トゥンカロンの場合は、より濃厚で甘味のあるクリームが挟んであることが特徴です。また、クリームと一緒に挟むトッピングを変えることで、味わいや食感の変化を楽しめます。

マカロンの詳しい特徴について、以下のページでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トゥンカロンを作ってみよう!

ここからは、自宅で楽しめるトゥンカロンのレシピをご紹介します。また、これからご紹介するレシピの詳細は、以下のページからもご確認いただけます。まだ料理に慣れていない方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

材料【4個分】

・アーモンドプードル:40g
・粉砂糖:40g

☆メレンゲ
・卵白:1個分
・粉砂糖:大さじ4
・食紅:少々

チーズクリーム

・クリームチーズ:120g
・無塩バター:40g
・粉砂糖:60g

○トッピング
・フリーズドライいちごフレーク:適量
・アラザン:適量
・トッピングシュガー:適量

手順

下準備(粉類)

①クッキングシートに直径4.5cmの円を8個書く。
ボウルにアーモンドプードル、粉砂糖(40g)を合わせてふるう。

メレンゲ

②ボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで大きめの泡が立つまで混ぜる。
粉砂糖1/3量を加えて混ぜ、全体が白っぽくふんわりしてきたら、残りの粉砂糖を2回に分けて加えて柔らかいツノが立つまでその都度泡立てる。
食紅を加えてピンとツノが立つまで泡立てる。


③メレンゲに粉類を2回に分けて加え、その都度粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜる。

マカロン生地

④ボウルの側面にすりつけて泡をつぶす(マカロナージュ)。丸口金をつけたしぼり袋に入れる

【ポイント】
生地を落とした時にツヤのあるリボン状になったら泡をつぶすのをやめましょう!


⑤天板に円を書いたクッキングシートを敷き、その上にさらに1枚クッキングシートを敷く。
生地を円に合わせてしぼる。
表面を触って手に生地がつかなくなるまで室温で1時間以上乾かす。

【ポイント】
焼き始める10分前にオーブンを160℃に予熱しましょう。

⑥160℃に予熱したオーブンで5分、130℃に温度を下げて6分焼き、しっかりと冷ます。
冷めたらクッキングシートからやさしくはがす。

【ポイント】
焼き上がりの生地のふちにできるヒダのことを「ピエ」と呼びます。ピエが出来たらうまく焼きあがった証拠です!

チーズクリーム

⑦ボウルにクリームチーズ、バターを入れてなめらかになるまでハンドミキサーで混ぜる、粉砂糖を加えて混ぜる。

【ポイント】
クリームチーズ、バターは常温に戻しておきましょう。

⑧しぼり袋にチーズクリームを入れ、マカロン生地1枚に1/4量しぼる。お好みのトッピングをし、マカロン生地ではさんで完成。

トゥンカロンづくりでよくある質問

ここからは、トゥンカロンを手作りするときに知っておきたい、よくある質問と回答について見ていきましょう。お菓子作り初心者の方にも、知っておいて損はない情報がそろっているので、ぜひ参考にしてみてください。

Q.無塩バターは有塩バターで代用可能ですか?

代用可能です。無塩バターと同じ分量でお作りください。風味や仕上がりが多少変わり、塩味が少し感じられる味わいになります。

Q.バターをマーガリンで代用したいのですが、可能ですか?

パンや製菓であれば風味や仕上がりに多少差が出ますが、概ね代用可能です。一部代用ができないものもあるので、詳細は以下の記事をご確認ください。

Q.どのくらい日持ちしますか?

保存期間の目安は2~3日です。乾燥しないようにして冷蔵庫に入れて保管してください。冷凍保存の場合は1週間が目安になります。小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて保管してください。解凍の際は冷蔵庫で自然解凍がおすすめです。

Q.持ち運びの際はどうしたらいいですか?

保冷剤や保冷バックの使用をおすすめします。長時間の持ち運びは避け、なるべく早めにお召し上がりください。

Q.ラッピング方法を教えてください。

トゥンカロンのかわいらしい見た目を生かしたラッピング方法をご紹介します。以下の記事を参考にしてください。

トゥンカロンはマカロンに似た韓国生まれのスイーツ!

トゥンカロンとは、マカロン生地にたっぷりのクリームを挟みボリュームたっぷりに仕上げたスイーツです。マカロンのようにクリームを挟むだけでなく、小さなクッキーやフルーツなどのトッピングを添えるなどアレンジも楽しめます。

コロンとした丸みのある形が可愛らしく、SNS映えするスイーツとしてアップするなど、人気があります。

トゥンカロンは、自宅で手作りするのも可能です。難しいイメージのあるマカロン生地ですが、コツを抑えることで上手に作れるでしょう。かわいらしい見た目のトゥンカロンは、大切な人にプレゼントするのもおすすめです。この機会に、ぜひチャレンジしてみてください。

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