DELISH KITCHEN

スフレとは?その魅力やふわふわ食感の正体をご紹介!

作成日: 2024/01/31

更新日: 2024/11/14

みなさんは「スフレ」と聞くとどんなイメージを持ちますか?

ふわふわで軽やかな食感のスイーツを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
最近はコンビニやケーキ屋さんなどでスフレチーズケーキやスフレパンケーキといったスイーツも見受けられますよね!

一方で、スフレとは何かを説明してくださいといわれると、なかなか難しくはありませんか?
今回は、そんなスフレの特徴や魅力に迫りつつ、他の人気スイーツとの違いについても掘り下げていきます。

さあ、スフレの世界へ一緒に飛び込んでみましょう!

目次

  1. スフレの特徴
  2. スフレの歴史
  3. シフォンケーキやパンケーキとの違い
    1. スフレとシフォンケーキとの違いは?
    2. スフレとパンケーキとの違い
  4. 家庭で簡単!スフレを使ったお菓子の作り方
    1. 材料【直径15cm丸型(底取)1台分】
    2. 手順
  5. スフレの最大の魅力はふわふわ食感!

スフレの特徴

スフレは、メレンゲ(泡立てた卵白)に様々な材料を加えて焼いたお菓子や料理全般のことを指します。日本ではお菓子のイメージが強いですが、野菜やお肉、魚と合わせたおかずのスフレもあります。
スフレの最大の特徴といえばその食感です。スフレの食感は、とても軽くふわふわとしています。加えて、生地がしっとりとしています。

焼き上がりは焼き目のカリッとした部分も楽しめますが、一度口に入れると、一気にふわふわ食感が口いっぱいに広がります。
そして徐々にしぼみを感じていき、気づいたら無くなっている。それほど口溶けが良いです!
また、味わいは、基本的には卵の風味が豊かで、優しい甘さを感じることができます。

その特徴を活かして、チーズケーキに加えたスフレチーズケーキが作られたり、スフレパンケーキが作られたことで若者を筆頭に人気のスイーツとして広がっていきました。

スフレの歴史


フランスが発祥とされており、17世紀にフランスのお菓子職人が卵白と砂糖を混ぜて焼くことで、パンのようにふくらませる技法を発見したことが始まりと言われています。そのためか、スフレはフランス語で「ふくらんだ」という意味があります。

日本でスフレが広まり始めたのは、西洋文化の影響を受けた明治時代以降とされています。特に、洋食や洋菓子が一般的になるにつれて、スフレも日本の食文化に取り入れられるようになりました。

シフォンケーキやパンケーキとの違い

スフレと似た食材を使ったり、食感が近いスイーツにシフォンケーキやパンケーキがありますが、スフレとはどういう違いがあるのでしょうか?
実は作られ方に大きな違いがあるので、ご紹介してきます!

スフレとシフォンケーキとの違いは?

シフォンケーキは、メレンゲを使って軽やかな食感を出す点でスフレに似ていますが、サラダ油などの油脂を加えることで、スフレよりもさらにしっとりとした食感になり、重量としての重みも感じられます。


また、スフレはスフレ用のココットや小さなカップを使って焼き上げますが、シフォンケーキはリング状の専用の型を使って焼くのが一般的です。
そのため、シフォンケーキの焼き上がりは中央に穴が空いており、真ん中がしぼんでしまうことがありません。

一方スフレはシフォンケーキに比べると焼き上がりから時間がたつことで少々しぼみやすくはなります。
ちなみにシフォンケーキのシフォンとはフランス語で「薄く柔らかい絹織物」という意味です。

スフレとパンケーキとの違い

スフレとパンケーキの決定的な違いは、メレンゲを使わないということです。

ではパンケーキはどうやって膨らんでいるのでしょうか?


パンケーキは小麦粉や卵などを混ぜ合わせた生地にベーキングパウダーを使用して膨らませます。
見た目もスフレよりは厚みは小さく、フライパンやオーブンで焼くのが一般的です。

家庭で簡単!スフレを使ったお菓子の作り方

日本でスフレと聞くと、スフレチーズケーキをイメージする方も多いでしょう。ここでは、家庭でも簡単に作れるスフレチーズケーキのレシピをご紹介します。材料はたったの4つですので、ぜひ挑戦してみてください!

材料【直径15cm丸型(底取)1台分】

クリームチーズ・・・200g
卵黄・・・・・・・・2個分
卵白・・・・・・・・2個分
砂糖・・・・・・・・50g

手順

❶《下準備》オーブンは160℃に予熱を入れます。クリームチーズは常温に戻します。


❷ボウルにクリームチーズを入れ、なめらかになるまで泡立て器で混ぜます。卵黄を加えて均一になるまで混ぜます。


❸ボウルに卵白を入れ、砂糖を2回に分けて加え、ハンドミキサーでツノが立つまで泡立てます(メレンゲ)。❷に出来たメレンゲを3回に分けて加え、ゴムベラでその都度混ぜます。

❹天板の四隅に耐熱容器を4つ置きます。中心に型を置き、生地を流し入れ、高さ5cm程から1、2回落として空気抜きをします。


☆型にはクッキングシートを敷いておきます。


❺天板に置いた耐熱容器に8分目の高さまで湯(分量外:適量)を注ぎ、160℃に予熱したオーブンで35〜45分程焼きます。



☆竹串でさして生の生地がついてこなければ焼き上がりです。途中焼き色が濃いようであればアルミホイルをかけてください。




❻粗熱をとり、冷蔵庫で2〜3時間冷やして完成です!




今回ご紹介したレシピは以下のページで動画でも確認できます。よりわかりやすく見たい方はぜひチェックしてみてください!

スフレの最大の魅力はふわふわ食感!

スフレは、その軽やかな食感と繊細な味わいで多くの人々を魅了してきました。シフォンケーキやカステラといった他のスイーツとの違いを理解することで、スフレの特別な魅力がより際立ちます。家庭で簡単に作れるスフレチーズケーキのレシピもご紹介しましたので、この機会にぜひスフレ作りに挑戦してみてください。お菓子作りの楽しさと、出来立てのスフレの美味しさを存分に味わってくださいね。

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