お餅を煮る前に注意するポイントをご紹介!
作成日: 2024/02/01
冬の食べたい食べ物の1つといえばお餅ですよね?そんなお餅ですが、食べ方もいろいろあると思います。
つきたてのお餅であれば、醤油につけて海苔で巻いて食べたり、砂糖醤油につける♪
切り餅などであればお雑煮にしたり、焼き餅にしたりと味の変化も楽しめて良いですよね?
そんなお餅ですが、調理する際に注意しなければならないことがあります!!
それは・・・
茹でる・煮る調理です!
みなさんはお餅を茹でた際、もしくは煮ようとした際にドロドロに溶けてしまった経験はありませんか?
実はお餅によっては火にかけると溶けてしまうことがあるんです...!
そこで今回はお餅の茹でる・煮る際の注意点についてご紹介します!
一度失敗してしまった方や、これからお餅を煮たり茹でたりしようと思われている方は、ぜひご一読いただけますと幸いです!
お餅が溶けないようにするには?
餅を茹でたり、煮たりする時に溶けないようにする方法を解説します。
そもそもなぜお餅は溶けてしまう?
冒頭でも述べましたが、一体なぜお餅は茹でたり、煮たりすると溶けてしまうのでしょうか?
その理由はお餅の原料にあります!
みなさんのお手元にあるお餅、あるいは溶かしてしまった時に使っていたお餅は市販で購入したものではなかったですか?
実は、市販されている切り餅の中には原材料に「もち粉」や「加工デンプン」が入ったものがあります。
これらの原料はお餅に粘り気をもたらしてくれる一方で、お湯などの高温の水に入れると溶けてしまう性質があります。
粉を固めて作ったものなので、当然溶けやすくなってしまうというわけです。
溶けないようにするにはどうしたらいい?
お餅を茹でたり、煮たりしても溶けないようにするには、もち米100%の切り餅などを使うことをおすすめします。
市販されているお餅でももち米を100%使用しているものは多くあります。
パッケージを見ていただき、原材料名に「水稲もち米100%」の記載があればもち米を100%使用してつくられたお餅になるので、茹でたり、煮たりしても形が崩れず、お好みの柔らかさにすることができます。
家にある切り餅がもち米100%ではない場合はどうする?
もち米100%を使用するのは理解できたけど、家にある切り餅がもち米100%ではない場合はどうしたらいい...?
こんなお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
茹でたり、煮たりはできないので、もち米100%のお餅を買い直す必要があるのでしょうか?
そんな場合の対応方法についてご紹介します。
茹でる・煮る前に一度焼く
もち米100%ではなく、もち粉やでんぷんを含んだ切り餅を茹でたり、煮たりしたい場合は、一度焼いてみてください。
焼くことでお餅の表面が固められて溶けることによる形崩れがしにくくなります。
ただし、それでも溶けやすいことには変わらないため火加減や長時間の加熱には注意が必要です。
餅巾着などにして使用する
もち粉やでんぷんを含んだ切り餅が溶けやすいことを逆に利用して餅巾着などにしてみましょう。
そのままの状態でお雑煮などに入れてしまうとやはり溶けてしまいますが、餅巾着にすることで変わり種お雑煮にも使えますし、おでんの具にすれば粘り気があって出汁がよく染みこんだ餅巾着を楽しむことができますよ!
その他お餅を茹でる・煮る際に気を付けること!
お餅の原材料をよく確認すること以外にも気を付けるべきことがあります。
鍋にくっつかないようにする
お餅は茹でたり煮たりすると鍋にくっつきやすいです。これを防ぐには一度焼くことをおすすめです。
先ほども一度焼いた方が表面が固くなり溶けにくくなるという説明をしましたが、溶けにくくなるということは、餅が鍋にくっつきづらくなるということとイコールになります。
またお餅自体を料理ができあがる直前に入れると溶け出す前に完成することができるので、入れるタイミングも重要です。
豆餅は茹でたり、煮たりしない!
餅の中に豆餅があります。
この豆餅はもち米100%でできていたとしても、茹でたり煮たりすることはおすすめしません。
なぜならば、餅全体が柔らかくなることで豆だけが餅から分離してしまうためです。
豆餅を食べる場合は焼いて食べるのがおすすめですよ。
DELISH KITCHENのお餅を使ったレシピ
切り餅を使ったおすすめレシピをご紹介します。
おかずレシピやデザートレシピもあるので、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
お餅を茹でる、煮る際に注意するポイントをまとめます。
・できる限りもち米100%でつくられたお餅を使う
・鍋にくっつかないように一度焼く
・豆餅は茹でない、煮ない
以上3つのポイントに気をつけて、美味しくお餅をいただきましょう!