DELISH KITCHEN

生ドーナツって何が生なの?普通のドーナツとの違いをご紹介

作成日: 2024/02/05

やわらかくしっとりとした食感の生ドーナツ。最近さまざまなところで商品を見かけたり、専門店がオープンしたりするなど注目を浴びています。普通のドーナツと同じように油で揚げて作られているのに、なぜ違った食感になるのでしょうか?

この記事では、生ドーナツの特徴と、普通のドーナツやハワイのスイーツであるマラサダとの違いもご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

目次

  1. 生ドーナツとはどんなスイーツ?
    1. 生ドーナツは何で生なの?
    2. どこで発祥したもの?
  2. 生ドーナツのもちもち食感の秘密は・・・?
    1. 生ドーナツがふわもち食感である秘密
  3. 普通のドーナツとマラサダとの違い
    1. 生ドーナツと普通のドーナツの違い
    2. 生ドーナツとマラサダの違い
  4. ふわもち食感の生ドーナツは注目のスイーツ!

生ドーナツとはどんなスイーツ?

今話題の生ドーナツとはどのようなお菓子なのでしょうか?ここからはなぜ生ドーナツと呼ばれているのか、発祥やしっとりとした食感の秘密についてご紹介します。

生ドーナツは何で生なの?

生ドーナツとは、普通のドーナツと同じように小麦粉や砂糖、卵などの材料を混ぜ合わせて油で揚げられたものです。

見た目は普通のドーナツと違って穴が開いておらず、ころんとした丸い形をしています。表面には砂糖がまぶされているものや、中にさまざまな味のクリームがたっぷりと詰められているものもあり、一口食べるとすぐにとろけてなくなってしまいそうな食感が特徴です。

では油で揚げているにも関わらず、なぜ「生」とついているのでしょうか?それには売られている商品によっていくつかの解釈があるようです。

まずは口の中でふんわりと溶けるような口どけのよさ。これは、まるで生の生地を食べているかのようなしっとりとした食感からイメージされています。次に生地自体に生クリームが練りこまれていること、さらには中にたっぷりの生クリームが詰まっていることから生ドーナツと呼ばれているという商品もあります。

現在では専門店をはじめコンビニなどでも多くの商品が売られていますが、生のようなしっとり食感やたっぷりの生クリームが詰まっている様子から「生ドーナツ」と呼ばれることが多いようです。

どこで発祥したもの?

生ドーナツが最初に作られたのは福岡県にある人気のパン屋さんです。そのパン屋さんの看板商品である生ドーナツのふんわりとした見た目やあふれるクリームの様子がSNSでたくさん投稿された結果、人気が広まりさまざまな形の生ドーナツが世に出回るようになりました。

ちなみに2010年ごろにも生ドーナツが生まれていたことをご存じでしょうか?

当時の生ドーナツは油で揚げられたものではなく、ムースとスポンジケーキを重ねてリング状にしたケーキのような見た目のスイーツでした。今の生ドーナツとはジャンルが異なりますが、こちらの生ドーナツもカラフルな見た目で当時は注目を集めていました。

生ドーナツのもちもち食感の秘密は・・・?

生ドーナツの特徴ともいえるもちもち食感の秘密はどこにあるのでしょうか?

生ドーナツがふわもち食感である秘密

生ドーナツのふわもち食感の秘密はドーナツの生地に隠されているようです。

生ドーナツは小麦粉や砂糖など普通のドーナツの材料に加えてイーストが使われており、さらに卵やバターを多めに配合したブリオッシュ生地を揚げているのが特徴です。その生地を低温で長時間発酵させるとふんわりとした食感に仕上がります。

ブリオッシュ生地で作るドーナツは普通のドーナツの生地と比べてとても柔らかいのですが、仕上げに高温の油で短時間揚げることがふわもち食感を作るポイントなのだそうです。

普通のドーナツとマラサダとの違い

ここからは生ドーナツと普通のドーナツ、ハワイのマラサダとはどんな違いがあるのかご紹介します。

生ドーナツと普通のドーナツの違い

イーストを使ったふわもち食感が特徴の生ドーナツに対して、普通のドーナツはベーキングパウダーで生地を膨らませています。

また、生ドーナツは高温の油でさっと揚げていますが、普通のドーナツは中温の油でじっくりと揚げているので食感は表面がサクサク、内側がしっとりとしており生ドーナツよりも食べ応えがあるのが特徴です。

形も普通のドーナツは火の通りやすさを考えてまん中に穴が開いていますが、生ドーナツは高温でさっと揚げるだけで完成するので穴が開いておらず丸い形をしています。

生ドーナツとマラサダの違い

マラサダとはハワイでよく食べられているスイーツのひとつです。

マラサダは普通のドーナツの材料にイーストを加えて発酵させた生地を油で揚げて作ります。材料と作り方は生ドーナツとよく似ていますが、配合や揚げる時の油の温度が異なるので食べた時の食感に違いがあります。

生ドーナツは食べるとしっとりとしているのに対し、マラサダを食べると外はカリッと歯切れよく中はふんわりと軽い食感が特徴です。マラサダの味付けは粉砂糖やシナモンをまぶしたシンプルなものが定番ですが、最近では中にクリームが入っているものも販売されています。

さらに、マラサダはポルトガルの伝統行事の時に作られるお菓子なのでルーツも異なるのが分かりますね。

ふわもち食感の生ドーナツは注目のスイーツ!

生ドーナツは、しっとりととろけるような柔らかい食感が特徴のスイーツです。福岡のパン屋さんから生まれた生ドーナツは、しゅわっととろける食感とあふれる生クリームが写真映えし、SNSでも多く投稿されて注目を集めています。

普通のドーナツやマラサダとは使われている材料や作り方が少し異なりますが、それぞれに違った魅力があります。最近では生ドーナツの専門店も増えてきているので、ぜひ購入して味わってみてくださいね。

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