DELISH KITCHEN

ちゃんこ鍋とはどんな鍋?具材や味・歴史についてもご紹介♪

作成日: 2024/02/09

更新日: 2024/02/13

相撲力士の栄養満点の食事としても知られている「ちゃんこ鍋」。ですが、ちゃんこ鍋って具体的にどんな料理なのでしょうか?今回は、ちゃんこ鍋の基本から具材、由来、歴史について、わかりやすくご紹介します♪

目次

  1. 「ちゃんこ鍋」はどんな料理?
  2. 「ちゃんこ鍋」の特徴
    1. 鶏肉を使う
    2. 出汁は鶏ガラを使う
  3. 「ちゃんこ鍋」を食べる順番
  4. 「ちゃんこ」という名の由来・歴史
  5. DELISH KITCHENのちゃんこ鍋のレシピ
    1. ちゃんこ鍋
  6. ちゃんこ鍋は力士の伝統料理

「ちゃんこ鍋」はどんな料理?

ちゃんこ鍋は、相撲力士が食べることで有名な鍋料理です。力士たちが毎日のように食べることから、栄養価が高く、ボリューム満点であることが特徴です。ちゃんこ鍋は、力士たちが大きな体を維持し、厳しい稽古に耐えるためのエネルギー源としても重宝されています。
ちゃんこ鍋の具材はそれぞれですが、基本的な鍋と変わらず白菜や人参、鶏肉、鶏つくね、きのこなどが入っています。 味付けもさまざまで、醤油や味噌、塩などもあります。

「ちゃんこ鍋」の特徴

鶏肉を使う

ちゃんこ鍋には、鶏肉がよく使われます。これには相撲の世界における縁起の良さが関係しています。相撲では、土俵に手をつくと負けとされるため、四足歩行の動物よりも二足歩行の鶏が好まれるのです。また、鶏肉は低脂肪で高タンパク質なので、力士にとって理想的な食材と言えるでしょう。

出汁は鶏ガラを使う

ちゃんこ鍋の出汁は、一般的に鶏ガラを使って取ります。これは鶏肉を使う理由と同じく、縁起の良さが関係しています。また、鶏ガラから取った出汁はコクがあり、様々な具材の味を引き立てるので、ちゃんこ鍋には欠かせない要素です。
また、鶏ガラを使う理由は「鶏が縁起が良い食べ物であるから」というものもあります。一方で、魚には「手」がありません。魚は「手も足も出ない」という意味もあり、縁起が悪く、ちゃんこ鍋には使われません。

「ちゃんこ鍋」を食べる順番

相撲部屋では、ちゃんこ鍋を食べる際にも一定のルールがあります。力士たちは、稽古の後にちゃんこ鍋を食べることが多いですが、その際には階級や年齢に応じた順番が守られます。これは、相撲部屋の伝統や規律を重んじる文化の表れと言えるでしょう。
相撲部屋では、朝から稽古を行う「朝稽古」があります。朝稽古は昼前に終わり、力士らはお風呂に入ります。その後食べるのが「昼ちゃんこ」というものです。
まずは部屋の親方、関取衆(十両以上)から食べ始めます。その後、後援会の方が食べ始め、ようやく若い力士たちがちゃんこ鍋を食べ始めることができるのです。

「ちゃんこ」という名の由来・歴史

「ちゃんこ」という言葉の由来には諸説ありますが、一つの説は「ちゃんこ」が中国語で「大きな鍋」を指す言葉であるというものです。「ちゃん」が「大きい」、「こ」が「鍋」という意味を持ちます。

DELISH KITCHENのちゃんこ鍋のレシピ

ちゃんこ鍋

実際にちゃんこ鍋を作る際のレシピやポイントを紹介します。家庭でも簡単に作れるちゃんこ鍋は、家族や友人との食事にもぴったりです。

ちゃんこ鍋は力士の伝統料理

今回は、ちゃんこ鍋の基本から具材、由来、歴史についてご紹介しました。相撲力士の食事としてだけでなく、日本の家庭料理としても親しまれているちゃんこ鍋。ぜひ一度自宅で本格的なちゃんこ鍋を作ってみてくださいね♪

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