DELISH KITCHEN

亜麻仁油の栄養は?味わいや食べ方についてもご紹介!

作成日: 2024/02/22

更新日: 2024/11/14

ここでは、亜麻仁油の独特な味わいや、体に良いとされる効果、そしておすすめの食べ方まで、詳しくご紹介いたします。

目次

  1. 亜麻仁油とは?
  2. 亜麻仁油の効果効能とは?
    1. EPA
    2. DHA
    3. ALA
  3. 亜麻仁油の1日の適切な摂取量
  4. 亜麻仁油のおすすめの食べ方
    1. サラダ
    2. スープ・味噌汁
    3. パン
    4. ヨーグルト
  5. 亜麻仁油は加熱せずに摂取しよう!

亜麻仁油とは?

亜麻仁油は、亜麻(フラックスシード)の種子から抽出される植物油です。人間の体内では生成できないオメガ3脂肪酸を含んでいることが特徴で、その栄養価の高さから「スーパーフード」とも呼ばれています。
亜麻仁油そのものの味は苦味が強めだと言われていますが、香りはあまり強くありません。そのため、他の食材と組み合わせることで、その風味を楽しむことができます。

亜麻仁油の効果効能とは?

亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸は、人間の体内では生成できないため食事から摂取する必要がある不飽和脂肪酸の一種です。主に魚油に多く含まれており、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)がよく知られています。他には、ALA(アルファリノレン酸)があります。それぞれの効果効能についてご説明します。

EPA

EPAは、体内の血液のめぐりをスムーズにし、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防するという働きがあることで知られています。

DHA

DHAは、脳や網膜などの神経系に含まれている栄養素で、神経細胞を活性化させ記憶力や学習能力を向上に役立つことで知られています。

ALA

ALAは体内でEPAやDHAに変換され、これらの脂肪酸が持つ抗炎症作用を発揮させます。また、神経細胞の保護や活性化を促し、神経伝達を改善する可能性があります。

亜麻仁油の1日の適切な摂取量

亜麻仁油の1日の適切な摂取量は、成人で大さじ1杯程度(約15ml)が目安です。過剰摂取は体調不良を引き起こす可能性があるため、この量を守って摂取することが大切です。

亜麻仁油のおすすめの食べ方

亜麻仁油は加熱に弱く、高温で調理すると栄養価が損なわれるため、生で摂取するのがベストです。

サラダ

ドレッシングとしてサラダにかけるのが一番簡単で人気のある方法です。亜麻仁油の風味が新鮮な野菜の味を引き立てます。

スープ・味噌汁

スープに、亜麻仁油を数滴たらすだけで、栄養価がグンとアップします。中華スープや味噌汁などにかけて食べるのがおすすめです。

パン

トーストにバターやジャムの代わりに亜麻仁油を塗ってみてください。
特に、かたく重めのパンとの相性が良いですよ。

ヨーグルト

ヨーグルトに混ぜることで、朝食やスナックタイムがより栄養満点になります。
亜麻仁油の独特な風味もヨーグルトによりまろやかになり、比較的食べやすいと言われています。

亜麻仁油は加熱せずに摂取しよう!

亜麻仁油は加熱せずに生で摂取することで、その栄養を最大限に活かすことができます。ぜひ、これらの食べ方で亜麻仁油を積極的に食べてみてください!

【参照】
厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』 オメガ3系脂肪酸(2024/02/22)

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