カーボロネロとは?特徴や栄養についてご紹介
作成日: 2024/02/29
更新日: 2024/11/13
皆さんは「カーボロネロ」という食材をご存じですか?イタリア料理でよく使われるこの野菜は、見た目の美しさと独特の風味で注目を集めています。
この記事では、カーボロネロの特徴、栄養、そしておすすめの食べ方まで、詳しくご紹介します。カーボロネロの魅力を存分に味わっていただけるような内容をお届けするので、ぜひ最後までお読みください。
カーボロネロの基本情報
カーボロネロは、イタリアのトスカーナ地方で親しまれるケールの一種で、濃い緑色の葉としわがある形状から別名で「黒キャベツ」とも呼ばれています。日本ではまだ珍しい部類の野菜かもしれません。秋から冬にかけて旬を迎えます。
カーボロネロの特徴
カーボロネロの特徴についてご説明します。
見た目
カーボロネロは濃い緑色をしていて、葉の表面には凹凸が強く出るほどたくさんのシワがあります。また葉には厚みがあります。普通のキャベツとは違い、丸みのある形状ではなく、縦に長いのが特徴的です。
味わいや食感
カーボロネロはシャキシャキとした食感が特徴です。食感はキャベツに似ていますが、味わいは若干の苦味と甘みがあることから同じ仲間であるケールに似ています。カーボロネロは加熱することで、より風味が増し、柔らかくなります。
カーボロネロの栄養
カーボロネロはビタミンC、ビタミンK、カルシウムなどが含まれています。
ビタミンCは体内でコラーゲンの生成に関与するほか、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。ビタミンKは肝臓で血液を凝固させる因子を活性化することで血液の凝固を促進する働きがあると言われています。また骨折予防なども期待できます。カルシウムは骨や歯の形成をサポートします。
カーボロネロの食べ方
カーボロネロは炒め物やスープ、サラダなど、様々な料理に使えます。ハーブのような役割を果たし、味に深みを加えることができます。生で食べることも可能ですが、一般的には加熱して食べることが多いです。下処理としては、硬い茎を取り除き、葉を洗ってから使用します。
DELISH KITCHENがおすすめするカーボロネロを使ったおすすめレシピ
カーボロネロを使ったレシピは数多くありますが、今回はカーボロネロと豚バラ肉を使ったガーリック蒸しのレシピをご紹介します。 ぜひ献立作りにお役立てください。
普通のキャベツとは一味違うカーボロネロ
カーボロネロは、その栄養価の高さと独特の風味で、料理の世界に新たな可能性をもたらす食材です。普通のキャベツとは一味違うこの野菜を、ぜひ皆さんの食卓に取り入れてみてください。
【出典】
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』ビタミンC
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書 脂溶性ビタミン
eーヘルスネット:カルシウム