ガスパチョとは?他のスープとの違いや作り方をご紹介
作成日: 2024/03/08
ガスパチョは、スペイン発祥の冷製スープで、暑い季節にぴったりの爽やかな料理です。この記事では、ガスパチョの基本情報から、他のスープとの違い、自宅での簡単な作り方までをご紹介します。ガスパチョの魅力を存分に味わいたい方は、ぜひ最後までお読みください。
ガスパチョとはどんなスープ?
ガスパチョは、トマトをベースにした冷たいスープで、スペイン南部のアンダルシア地方が発祥とされています。この地域の暑い夏を乗り切るために生まれた料理で、スペイン料理の中でも特に夏に親しまれています。
伝統的なガスパチョはトマトベースですが、スイカやイチゴなどのフルーツを使ったものや、緑色の野菜を使ったバリエーションもあります。
ガスパチョの特徴
ガスパチョは鮮やかな赤色が特徴で、トマトの酸味と野菜の甘みが絶妙にマッチした味わいが楽しめます。冷たくして提供されるため、暑い日には特に爽快感があります。また、生の野菜をたっぷり使うため、栄養価が高くヘルシーな点も魅力です。
また、ガスパチョは火を使わずに作ることができるスープなので、お手軽に作れますよ!
ガスパチョに使われる食材
ガスパチョには、トマト、きゅうり、ピーマン、玉ねぎなどの新鮮な野菜が使われます。ビタミンやミネラルを豊富に含んでおり、特に夏には夏バテ防止にも効果的なスープです。
ガスパチョと他のスープとの違い
ミネストローネとの違い
ミネストローネはイタリア生まれのトマトをベースにした野菜スープで、見た目はガスパチョに近いです。ただしミネストローネは通常は温かく提供されることが多く、冷製スープであるガスパチョとは違いがあります。
使用する食材も似ている点がありますが、ガスパチョは食材をミキサーなどで撹拌するのに対して、ミネストローネは、具材がゴロっと入っているため食感なども味わうことができます。
ビシソワーズとの違い
ビシソワーズはじゃがいもをトロトロになるまで撹拌して作るスープで、食材を撹拌する点や冷たいスープである点はガスパチョと同じです。ただしガスパチョとは違い、牛乳などを使用する点でクリーミーさがあり、見た目も白くきれいなスープです。
また、使用する食材もガスパチョにに比べると少なく、よりじゃがいものざらざらとした舌触りと濃厚な味わいを楽しめます。
ガスパチョの作り方
ガスパチョは自宅でも簡単に作ることができます!材料もスーパーで買える食材で作れますので、ぜひ一度作ってみてください。
材料【2人分】
トマト・・・・・・・・・2個
きゅうり・・・・・・・・1/2本
ピーマン・・・・・・・・1個
玉ねぎ・・・・・・・・・1/8個
食パン(6枚切り)・・・・・1枚
水・・・・・・・・・・・適量
氷・・・・・・・・・ふたつかみ
☆調味料
オリーブオイル・・・・大さじ2
酢・・・・・・・・・・大さじ2
塩・・・・・・・・・・・適量
手順
①トマトときゅうりは上に飾る用に少量のみ細かく刻み、残りはすべてざく切りにする。
②計量カップに氷を入れて水を200ccの目盛りまで入れる。ミキサーに切った野菜、氷水、☆を入れ、なめらかになるまでミキサーで撹拌する。
③手で適当にちぎったパンを入れてもう一度滑らかになるまで撹拌する。器に注ぎ、氷(分量外)、トマトときゅうりを盛り、オリーブオイル(分量外)を回しかけて完成。
今回ご紹介したレシピは以下のページで動画でも確認できます。
よりわかりやすく見たい方はぜひチェックしてみてください!
ガスパチョについてよくある質問と回答
ガスパチョにパンを入れる理由は何ですか?
ガスパチョにパンを入れるのは、スープにとろみを加えるためです。また、パンが野菜の風味を吸収し、より豊かな味わいを生み出します。
ガスパチョはミキサーが無くても作ることはできますか?
はい、ミキサーがなくても作ることができます。野菜を細かく刻んだり、すりおろしたりして、手作業でスープを作ることが可能です。また、トマトジュースを使っても美味しいガスパチョを作ることができますよ!
暑い日にはひんやりガスパチョを!
ガスパチョは、その爽やかな味わいと簡単な作り方で、夏の食卓に欠かせない一品です。今回ご紹介したレシピや他のスープとの違いを参考に、新鮮な野菜の風味と栄養をたっぷりと取り入れ、自宅で本格的なガスパチョを楽しんでみてはいかがでしょうか。