DELISH KITCHEN

ケランチムとはどんな料理?特徴や食べ方をご紹介します♪

作成日: 2024/03/25

韓国料理「ケランチム」について、その魅力や作り方を分かりやすく解説します。ケランチムの滑らかな食感や豊かな味わい、そしてその歴史や食べ方まで、幅広くご紹介しますよ。

目次

  1. ケランチムとは?
  2. ケランチムの特徴
  3. ケランチムの昔と今
  4. ケランチムの食べ方
  5. ケランチムの作り方
    1. 材料【1台分(直径15cmの鍋)】
    2. 手順
    3. レシピはこちら
  6. ケランチムは韓国の卵蒸し料理!

ケランチムとは?

ケランチムは、卵を主材料とした韓国の伝統的な蒸し料理です。

「ケラン」とは「卵」、「チム」とは「蒸し」という意味です卵液を蒸して作るこの料理は、そのシンプルな味わいとふわふわとした食感で、本場韓国でも老若男女に愛されています。

卵液を蒸すという点では、日本の茶碗蒸しに近いのですが、茶碗蒸しのようにきめ細やかではなく、具材や出汁も異なります。

ケランチムの特徴

ケランチムの特徴の一つ目は、器です。ケランチムはトゥッペギと言われる黒い器の中で作られ、提供されるのが一般的です。トゥッペギは1人前のチゲ料理などを入れる際にも使われるため、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ケランチムの特徴2つ目は、ふわふわとした柔らかい食感です。トゥッペギという器に入っているのですが、蒸された卵がドーム型に膨らんでおり、ひとくち食べただけで、蒸した卵の優しい風味を感じられますよ。

また、ケランチムは出汁や具材によってさまざまな味わいを楽しむことができます。韓国では定番のいりこ出汁や、牛骨の出汁などを使うことが多いです。

ケランチムの昔と今

ケランチムは、韓国の長い歴史を持つ料理で、王室の宴会料理としても用いられていました。しかし今では家庭や飲食店で気軽に食べられています。現在では、韓国焼酎(ソジュ)の肴としても人気ですよ。

ケランチムの食べ方

ケランチムは、そのまま食べるのはもちろん、ご飯やキムチと一緒に楽しむこともできます。また、様々なトッピングを加えることで、味のバリエーションを広げることが可能です。

ケランチムの作り方

自宅で簡単に作れるケランチムのレシピをご紹介します。

材料【1台分(直径15cmの鍋)】

・溶き卵 :3個分
・かにかまぼこ :2本
・細ねぎ(刻み) :大さじ2
・ごま油 :小さじ1

☆だし汁
・酒 :大さじ1
・塩 :小さじ1/3
・牛スープの素 :小さじ1
・水 :250cc

手順

①かにかまぼこはほぐす。
②鍋に☆を入れて熱し、煮立ってきたら溶き卵を流し入れて、混ぜながら固まるまで中火で煮る。火を止め、かにかまぼこ、細ねぎをちらす。ふたをして3分程蒸し、ごま油をまわしかける。
【ポイント】韓国のお鍋丸々を使っているのでふたの代わりに耐熱容器を逆さにして使用しています。

レシピはこちら

ケランチムは韓国の卵蒸し料理!

ケランチムは、そのシンプルさと豊かな味わいで、韓国料理の中でも特に親しまれている料理です。この記事を参考に、ぜひ自宅で本格的なケランチムを作ってみてください。美味しいケランチムで、韓国の食文化を体験してみましょう♪

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