ミーゴレンはどんな味?ナシゴレンとの違いや作り方をご紹介
作成日: 2024/04/02
インドネシアの代表的な料理の1つに「ミーゴレン」という料理があります。
今回の記事ではミーゴレンがどんな料理なのか?そして似ている料理名「ナシゴレン」との違いについて説明します。
最後にはレシピもご紹介していますのでお家でインドネシアの味を楽しみたい方はぜひ、レシピについても参考にしてみてください!
ミーゴレンはどんな料理?
ミーゴレンはインドネシア発祥の麺料理で、日本でいう焼きそばに似た料理です。
インドネシア料理の代表格であるこの料理は、特有のスパイスとハーブが合わさったシーズニングを使用し、インドネシア特有のソースであるケチャップマニスの風味が効いた独特の味わいを持つ麺料理です。
主に使用されるのは、小麦粉を原料とした太めの麺で、そのもちもちとした食感が特徴です。
ミーゴレンの起源は古く、インドネシアの多様な文化が融合して生まれたとされています。
ちなみに、ミーは「麺」、ゴレンは「炒める」という意味を表します。
ミーゴレンの特徴
ミーゴレンは色鮮やかな見た目と、様々なスパイスやケチャップマニスの味わいが特徴です。
他にもにんにくや唐辛子、ナンプラーのパンチもあり、加えて野菜や肉のシャキシャキとした食感が口の中で絶妙に絡み合います。スパイスとハーブの使用は、この料理の深みと複雑さを生み出し、甘辛いソースはミーゴレンの味の決め手となっています。目玉焼きをトッピングして食べるのも特徴です。
ミーゴレンとナシゴレンとの違い
ミーゴレンとよく比較されるナシゴレンは、味つけや具材がほとんど一緒のため、観光される人はたまに間違えてしまったりすることもありますが、実は明確に違いがあります。
ナシゴレンはご飯料理であり、日本でいうところの焼き飯です。ナシは「ご飯」という意味を表します。一方のミーゴレンは麺を使用します。
また、ナシゴレンはしばしば朝食として食べられることが多く、ミーゴレンは昼夜問わずにいつでも楽しめることが多い料理です。
ちなみに日本の焼きそばやタイのパッタイと比較すると、焼きそばは中濃ソースやウスターソースで味付けをしたり、具材も豚肉やキャベツなどを多く使用しますが、ミーゴレンはより甘辛い味付けで、エビやパプリカ、目玉焼きなど具材も特徴的です。
パッタイに使われている麺は「センレック」と呼ばれる米粉の平打ち麺で、つるつるもちもちの食感なので、ミーゴレンとは少し違います。
ミーゴレンの作り方をご紹介!
ミーゴレンは自宅で簡単に作ることができます!
材料もスーパーで買える食材で作れますので、ぜひ一度作ってみてください!
材料 【2人分】
蒸し中華麺・・・・・・2袋
むきえび[冷凍]・・・・10尾(150g)
赤パプリカ・・・・・・1/2個
ニラ・・・・・・・・・1/2束
もやし・・・・・・・・1/2袋
にんにく・・・・・・・1かけ
サラダ油・・・・・・・大さじ1
☆調味料
酒・・・・・・・・・・大さじ1
ケチャップ・・・・・・大さじ2
ナンプラー・・・・・・大さじ1
オイスターソース・・・大さじ1
黒こしょう・・・・・・少々
豆板醤・・・・・・・・小さじ1
★目玉焼き
卵・・・・・・・・・・2個
サラダ油・・・・・・・大さじ1
手順
①赤パプリカは細切りにする。ニラは3〜4cm幅に切る。にんにくは薄切りにする。
②ボウルに☆を入れて混ぜる。
③耐熱容器に中華麺を入れて、ふんわりとラップをして600Wのレンジで1分加熱してほぐす。
④フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を入れて中火で熱し、卵を割り入れ、ふたをして白身が固まるまで加熱して取り出す(目玉焼き)。同様に計2個作る。
⑤フライパンに、サラダ油(大さじ1)、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら、赤パプリカ、もやしを加えて油がなじむまで炒め、むきえびを加えて色が変わるまで炒める。蒸し中華麺を加えて炒め合わせる。
⑥ニラ、☆を加えて炒め合わせる。
⑦器に⑥を盛り、目玉焼きをのせる。
ポイント
①蒸し中華麺が無い場合はインスタント麺でも代用することができます。表示時間通りゆでて、しっかり水気を切ってお使いください。インスタント麺を加えたら手早く炒めて仕上げてください。
②お好みでレモンやパクチーを添えてもおいしいです♪
今回ご紹介したレシピは以下のページで動画でも確認できます。
よりわかりやすく見たい方はぜひチェックしてみてください!
ミーゴレンの魅力を家庭で再現しよう
ミーゴレンはその独特な味わいと、家庭でも簡単に作れる手軽さで、世界中の食卓を彩っています。今回ご紹介したレシピを参考に、インドネシアの風を感じる特別な一皿を、ぜひご自宅でお楽しみください。スパイスの効いたミーゴレンで、普段の食事に新しい刺激を加えてみてはいかがでしょうか。