フリッターとはどんな揚げ物?ふわふわ食感の秘密・レシピもご紹介!
作成日: 2024/04/23
今日は、おうちで簡単に作れる洋風の天ぷら「フリッター」についてご紹介します。フリッターは、外はカリッと中はふわふわの食感が魅力の揚げ物です。でも、一体どんな料理なのでしょうか?そして、フライとは何が違うのでしょう?おすすめの具材や、美味しく作るコツも一緒に見ていきましょう!
フリッターの基本知識
フリッターとは?
フリッターとは、洋風の天ぷらのようなものです。
ラテン語で「揚げ物」を意味する「frictura」が語源で、ふわふわとした食感が特徴です。通常の揚げ物・フライとは、衣の種類や作り方に違いがあります。
ふわふわ食感の秘密は衣にあり、小麦粉・卵黄・塩・メレンゲなどを使って作られ、空気を含ませることで軽やかな食感を生み出します。また、炭酸水やビールを加えることで、さらに軽い食感になります。
フライとは?
フライとは、具材に小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げた料理のことを指します。カツやフライドチキンなどがこれにあたり、衣がサクサクとした食感を出すのが特徴です。
フリッターにおすすめの具材
フリッターは、さまざまな具材で楽しむことができます。お肉やお魚はもちろん、意外にも果物との相性も抜群です。
お肉
鶏肉や豚肉など、柔らかいお肉がおすすめです。小さくカットして衣をつければ、ジューシーなフリッターの完成です。
お魚
白身魚やエビなど、あっさりとしたお魚もフリッターにぴったりです。衣のサクサク感とお魚のふんわり感が絶妙にマッチします。
果物
リンゴやバナナなど、果物を使ったフリッターも人気です。果物の自然な甘みが、衣の風味を引き立てます。
フリッターを美味しく作るポイント!
フリッターを美味しく作るには、いくつかのポイントがあります。では順番に見ていきましょう。
メレンゲの気泡を崩さない
メレンゲを作る際は、しっかりとツノが立つまで泡立てます。そして、生地に加えるときは、気泡を潰さないように優しく混ぜ合わせましょう。
炭酸やビールを使う
炭酸水やビールを生地に加えると、さらに軽い食感のフリッターになります。アルコールが揮発することで、衣がクリスピーに仕上がります。
揚げる具材によって時間を調整する
お肉やお魚、果物など、具材によって最適な揚げ時間が異なります。それぞれの特性を理解して、美味しく揚げましょう。
お肉
具材にもよりますが、170℃で4分ほど揚げ、180℃で30秒ほど2度揚げするとおいしいですよ。衣を落とすと、途中まで沈み、すぐに浮き上がれば170℃です。
お魚
お魚は火が通りやすいので、サッと揚げると良いでしょう。170℃で3〜4分、わかさぎなどの小魚なら1〜2分ほど揚げ、180℃で10〜20秒ほど2度揚げすると良いでしょう。
野菜・果物
170℃で2〜3分揚げ、180℃で20〜30秒ほど2度揚げしましょう。肉や魚介類を揚げると油が汚れやすいので、先に野菜や果物から揚げると良いですよ。
フリッターの衣の作り方<基本>
それでは、フリッターの衣の基本的な作り方をご紹介します。このレシピをマスターすれば、あとはお好みの具材を加えるだけで、様々なフリッターを楽しむことができますよ。
材料【作りやすい分量】
卵:1個
薄力粉:100g
牛乳:100cc
塩:少々
手順
①卵は卵白と卵黄に分ける。薄力粉はふるう。
②ボウルに卵黄、牛乳、薄力粉を入れて泡立て器で混ぜる。
③別のボウルに卵白、塩を入れてツノが立つまでしっかりとハンドミキサーで泡立てる(メレンゲ)。
【ポイント】卵白は使う直前まで冷蔵庫に入れておきましょう!
④②のボウルに半量のメレンゲを加え、全体を泡立て器で混ぜる。残りのメレンゲを加えて泡が消えないようにさっくりとゴムベラで混ぜる。
【ポイント】生地は卵白が潰れてしまう前にすぐに使いましょう!
レシピ動画はこちら
その他DELISH KITCHENのフリッターのレシピ
サクサクふわふわな食感のフリッターのレシピをご紹介します。
フリッターはメレンゲを使ったふわふわの洋風天ぷら!
フリッターは、そのふわふわとした食感と、様々な具材で楽しめるバリエーションの豊かさが魅力です。今回ご紹介した基本のレシピとポイントを押さえて、お家で手軽に洋風おやつを楽しんでみてくださいね。美味しいフリッターで、おうち時間をもっと楽しくしましょう!