DELISH KITCHEN

ショートブレッドとはどんな食べ物?食感や味わいをご紹介

作成日: 2024/05/03

ショートブレッドは、サクサクとした食感とバターの豊かな風味が特徴の伝統的なスコットランドのクッキーです。この記事では、ショートブレッドの基本情報から作り方など、その魅力をご紹介します。

目次

  1. ショートブレッドの基本情報
    1. ショートブレッドとは?
    2. ショートブレッドはいつ食べる?
    3. ショートブレッドの起源・歴史
  2. ショートブレッドの作り方
    1. 材料【21個分】
    2. 手順
    3. 詳しいレシピ動画はこちら
  3. ショートブレッドはスコットランドの伝統菓子

ショートブレッドの基本情報

ショートブレッドは、シンプルながらも深い味わいが楽しめるお菓子です。その名前の由来や、どんな食感と味がするのかを掘り下げてみましょう。

ショートブレッドとは?

ショートブレッドは、サクサクとした食感とバターの豊かな風味が特徴の伝統的なスコットランドのクッキーで、主な材料はバター、砂糖、小麦粉です。

その名前を聞くと「短いパン」という意味かと考えることもできるのですが、実は「short」は食感がサクサク・ポロポロするという意味の形容詞で、「bread」は「焼き菓子」という意味でも使われるため、「サクサクとした食感の焼き菓子」という意味になります。

名の通り、バターの量が多いために生地がほろほろと崩れやすく、口の中で溶けるような感覚が楽しめます。

ショートブレッドはいつ食べる?

スコットランドでは、ショートブレッドは、特にクリスマスや新年のお祝いの際に食べられることが多いクッキーです。しかしその素朴な味から紅茶やコーヒーのお供として日常的に楽しまれることもあります。また、お土産やギフトとしても人気がありますよ。

ショートブレッドの起源・歴史

ショートブレッドは、当初余ったパンに砂糖やスパイスをかけ、もう一度オーブンで焼いたラスクのようなものから始まったそうです。

当初は非常に固い食材でしたが、やがてバターの使用量を増やしてサクサク食感に進化しました。

特に16世紀半ば、「ペチコートテイル」と呼ばれる円形を放射線状にカットしたショートブレッドを女王メアリーが大変気に入ったことにより、人気も高まりました。

その後、ロンドンやエディンバラの上流階級の間で人気が高まり、今日のスタイルに近い形が確立されたそうです。現在ではスコットランド、英国全土のみならずヨーロッパ全域に広まっています。

ショートブレッドの作り方

ショートブレッドは、シンプルな材料で作ることができるお菓子です。ここでは、家庭でも簡単に作れるレシピをご紹介します。手作りの温もりと共に、伝統的な味わいをお楽しみください。

材料【21個分】

・ホットケーキミックス : 200g
・有塩バター : 80g
・砂糖 : 50g
・牛乳 : 大さじ2

手順

①(下準備)バターは常温に戻す。天板にクッキングシートを敷く。オーブンを180℃に予熱する。

②ボウルにバターを入れて、クリーム状になるまでよく混ぜる。砂糖を加えて白っぽくなるまで混ぜる。

③②にホットケーキミックスを加えて、切るように混ぜる。牛乳を加えて、ひとまとめになるまで混ぜる。

④③をラップに包み、1cmの厚さの長方形に形をととのえ、冷蔵庫で1時間冷やす。

④を横に3等分に切り、それを7等分に切る。フォークで穴を開けて天板に並べ、180℃に予熱したオーブンで15〜20分焼いて冷ます。

詳しいレシピ動画はこちら

より分かりやすいショートブレッドの作り方を知りたい方は、以下のレシピ動画をご覧ください。動画で丁寧に解説しているので、初心者の方でも安心して挑戦できます。

ショートブレッドはスコットランドの伝統菓子

ショートブレッドは、バターの風味が豊かで、サクサクとした食感が魅力のスコットランド発祥のお菓子です。

シンプルながらも深い味わいがあり、特別な日だけでなく日常のおやつとしても楽しむことができます。今回ご紹介したレシピを参考に、自宅で本格的なショートブレッドを作ってみてはいかがでしょうか。手作りの暖かみと共に、素敵なティータイムをお過ごしください。

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