レギュラーコーヒーって何?他コーヒーとの違い・淹れ方も解説♪
作成日: 2024/05/17
コーヒー好きの方なら、「レギュラーコーヒー」という言葉を目にしたり耳にしたりすることがあると思います。しかし、一体レギュラーコーヒーとは何なのでしょうか?インスタントコーヒーとの違いは?淹れ方は?今回はレギュラーコーヒーについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
レギュラーコーヒーとは?
レギュラーコーヒーとは、コーヒー生豆を焙煎したコーヒー豆、もしくは焙煎したコーヒー豆を挽いて(砕いて)粉にしたものです。
レギュラーコーヒーは、そのままお湯に溶けません。抽出器具を使って濾したりして飲まれます。19世紀、水に溶けるインスタントコーヒーが実用化されたことにより、区別する意味で「レギュラーコーヒー」と呼ばれるようになったという説があります。
インスタントコーヒーとの違いは?
インスタントコーヒーは正式名称を「Instant Soluble Coffee」といい、「すぐに溶ける」という意味があります。インスタントコーヒーも、生豆から焙煎されるまでの過程はレギュラーコーヒーと同じですが、豆から抽出したものを濃縮・乾燥させ、最終的に粉状にする工程があるのが違いです。
レギュラーコーヒーは国によって定義が違う!
日本でレギュラーコーヒーというと、焙煎させた豆や、その豆を挽いて粉末にしたものを指しますが、海外では定義が異なります。例えば、カナダやアメリカの一部(ニューヨークなど)では、砂糖とクリームが入ったホットコーヒーをレギュラーコーヒーと呼んだりします。このように、レギュラーコーヒーの定義は国や地域によって違うので、旅先での注文では注意が必要ですね。
レギュラーコーヒーの淹れ方
レギュラーコーヒーを淹れるには様々な方法があります。代表的な抽出方法を見ていきましょう。
ペーパードリップ
ペーパードリップは一番基本的な抽出方法で、ペーパーフィルターを使ってコーヒーを濾します。家庭で手軽にレギュラーコーヒーを味わえる人気の方法ですね。お好みで粉の挽き具合を調整できるのもポイントです。
ステンレスフィルター
こちらも家庭で人気の抽出方法です。ステンレス製の濾し枠に粉を入れ、お湯を注いでコーヒーを濾します。ペーパーフィルターを使わないので、豆の苦みやコクが濃厚に出るのが特徴。洗うだけで繰り返し使えるのでエコにもなりますよ。
ネルドリップ
ネルドリップは布製の濾し袋を使う抽出方法で、コーヒー本来の旨味を堪能できると評判です。コーヒー粉に直接お湯を注ぐので、香りの良いコーヒーが淹れられますが、手順が少し複雑です。上級者向けの抽出方法と言えるでしょう。
コーヒープレス
コーヒープレスはガラス製の器具で、粉とお湯を入れて蓋をした状態で抽出します。一定時間経ったら、プレスして沈殿物を底に落とすことで、濾過できます。ちょっとしたテクニックが必要ですが、豊かなコーヒーの風味が楽しめる人気の抽出法ですよ。
コーヒーサイフォン
コーヒーサイフォンは少し変わった抽出方法で、二つの違うガラス容器と火を使います。下の容器でお湯を沸かし、蒸気が上の容器に移動して抽出が行われます。手間はかかりますが、見た目も味も格別なコーヒーが作れると人気があります。
一杯抽出型
最近では、カプセル式やパック式の一杯用抽出器具も増えています。カプセルやパックにコーヒー粉が入っているので、手間なく簡単にレギュラーコーヒーが楽しめるんですよ。一人暮らしの方や、手軽さを求める方に人気の製品が多数出ています。
コーヒーメーカー
コーヒーメーカーは、ドリップ方式の機械を使ってコーヒーを抽出する方法です。ボタンを押すだけで淹れられるので、手軽にレギュラーコーヒーが楽しめます。抽出量が多めなので、複数人分のコーヒーが一度に作れるのが特徴的です。
水出し
水出しは、コーヒー粉にお水を入れて長時間漬け置く方法です。苦手な苦みが抑えられるので、スムーズで飲みやすいコーヒーが作れます。暑い日に冷やしてアイスコーヒーにするのがおすすめですよ。手間がかからないので、手軽に楽しめますね。
レギュラーコーヒーを楽しもう!
レギュラーコーヒーとは、焙煎した豆やその粉末を指し、水に溶けるインスタントコーヒーと区別されます。抽出方法(ドリップする方法)は様々で、ペーパードリップ、ネルドリップ、コーヒープレスなど、様々あり、ご家庭でもちょっとした工夫で、楽しむことができますよ。ぜひ試してみてくださいね。