世界3大フルーツの1つ「チェリモヤ」とは?アテモヤとの違いもご紹介
作成日: 2024/05/28
みなさんはチェリモヤというフルーツをご存知ですか?
スーパーなどではあまり見かける機会がないかもしれませんね。
実はチェリモヤは世界3大フルーツの1つといわれているんです。
世界のベスト3に選ばれる理由が気になりますよね?
そこで今回の記事ではチェリモヤの特徴についてご紹介します。類似フルーツであるアテモヤとの違いについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
甘
チェリモヤとは?
チェリモヤはマンゴー、マンゴスチンと並ぶ世界3大フルーツの1つです。ハリウッドのセレブから「トロピカルデライト」(トロピカルの栄光)と、称される事もあります。
緑色のつやつやとした表皮に、うろこ状の模様が見られる特徴的な果実です。
チェリモヤの果肉は白色で、ねっとりとクリーミーな食感があります。糖度は20〜25度と高糖度のため濃厚な甘味がありますが、酸味を含んでいる分上品さも感じられます。
香りもとても豊かでマンゴーやパイナップルなどいろんなフルーツに例えられています。
栄養価も高く、ビタミンCやビタミンB群、葉酸、カリウムが豊富に含まれています。
主な産地はメキシコ、エクアドル、アメリカ、チリなど主に温帯から熱帯地方で作られ、日本では生産量は少ないですが主に和歌山県などの暖地で生産されています。旬の時期は冬から初夏にかけてで、カリフォルニア産は12月から6月頃まで、チリ産は6月~11月頃までが旬です。日本では10月~12月頃が収穫期です。
チェリモヤとアテモヤは何が違う?
チェリモヤと名前がよく似たアテモヤは、実はチェリモヤとバンレイシと呼ばれるフルーツとの掛け合わせでできる交配種のフルーツです。アテモヤの方がチェリモヤよりも丸みを帯びた形をしています。一方果肉はチェリモヤ同様とても甘く、乳白色をしていて「森のアイスクリーム」とも呼ばれています。
アテモヤについてより詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
チェリモヤは世界3大フルーツ
チェリモヤは世界三大フルーツの一つと呼ばれる高級フルーツです。チェリモヤ独特の上品な甘味と芳醇な香り、滑らかな食感は病みつきになる魅力があります。一方のアテモヤは交配種ということもあり、チェリモヤの良さを少し受け継ぎつつも、微妙に異なる個性があります。世界的にも人気が高く、日本国内でも生産が広がってきているトロピカルデライト、「チェリモヤ」を是非一度ご賞味ください。
【出典】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)