ファルシとはどんな料理?特徴やレシピをご紹介!
作成日: 2024/05/24
皆さんは「ファルシ」という料理をご存知でしょうか?フランスの家庭料理として親しまれているファルシは、肉や魚、野菜の中に別の食材を詰めるという独特な調理法が特徴です。その起源は古代ローマ時代にまで遡り、今日ではバラエティ豊かなレシピが存在しています。この記事では、ファルシの魅力や作り方を詳しくご紹介します。料理初心者でも簡単に作れるレシピもあるので、ぜひチャレンジしてみてください!
ファルシとはどんな料理?
ファルシ(もしくはファルシー)とは肉や魚、野菜の中に、パテやテリーヌなど別の食材をピューレ状にしたり細かく刻んだものを詰めたフランス伝統の家庭料理です。
ちなみにファルシとは和製フランス語で正式名称は「ファルス」です。
日本でいうところのピーマンの肉詰めに近いイメージです。
ファルシの歴史は古代ローマ時代よりも古く、ローマ帝国時代のレシピ本「アピシウス」にも紹介されているそうです。
ファルシの種類
代表的なファルシはトマトの中に食材を詰めて作るトマトファルシですが、トマト以外にもキャベツやズッキーニ、ナス、パプリカ、ファルシなど、様々な野菜を使った種類があります。
ちなみにキャベツはフランス語で「シュー」といい、シューファルシはトマトファルシと同じぐらいフランスでも有名です。
また、その他の地域や家庭によってもファルシの作り方は異なり、様々なバリエーションを楽しめます。
自宅で簡単!手作りファルシの作り方
ファルシは自宅でも簡単に作ることができます。今回はトマトを使ったファルシのレシピをご紹介します!ぜひ一度本格的な味を楽しんでみてください。おもてなしの一品としてもおすすめですよ。
パプリカなど他の野菜でもアレンジできるので、いろんなファルシを作りたい場合は野菜を変えてみるのがおすすめです。
材料 【2人分】
トマト・・・・・・・・・2個
ツナ缶(オイル漬け)・・・1缶(汁気を切る)
玉ねぎ・・・・・・・・・1/8個
コーン(冷凍)・・・・・・大さじ2
マヨネーズ・・・・・・・小さじ2
塩・・・・・・・・・・・小さじ1/3
こしょう・・・・・・・・少々
パセリ(刻み)・・・・・・適量
手順
①トマトはヘタの部分を1cmほど残して切る。中身をくり抜き、粗みじん切りにし、水気を軽くきる。玉ねぎは粗みじん切りにし、水にさらして水気を切る。
【ポイント】
ヘタの反対側を少し平らに切っておくと器が安定しやすいです。
②ボウルにツナ缶、コーン、トマトの中身、玉ねぎ、マヨネーズ、塩、こしょうを入れて混ぜる。
【ポイント】
コーン(冷凍)は解凍しておきましょう。
③トマトの器に2を入れ、パセリをちらして完成
今回ご紹介したレシピは以下のページでも動画で詳しく解説していますので、
ぜひ一度ご視聴ください。
ファルシはフランス伝統の家庭料理
今回はフランスの伝統料理ファルシについてご紹介しました。
トマトだけではなく、いろんな食材でも作ることができます。
ぜひご家庭でもアレンジファルシを作って楽しんでみてください!