讃岐うどんの「かけ」と「ぶっかけ」の違いについて解説します

かけうどんとぶっかけうどんの基本情報

まずは、かけうどんとぶっかけうどんの基本的な特徴を見ていきましょう。

かけうどんとは？

かけうどんは、茹でたうどんにたっぷりとうどんが浸るぐらいに出汁をかけて食べるうどんです。
だしの風味や旨みを感じることができます。

ぶっかけうどんとは？

ぶっかけうどんは茹でたうどんを水で締めて濃いめの出汁を少量かけて食べるうどんです。

かけうどんとぶっかけうどんの違い

かけうどんとぶっかけうどんの最大の違いは、出汁の濃さです。 かけうどんの出汁の濃さはぶっかけうどんに比べるとあっさりした味わいで、風味豊かな出汁の旨みを楽しむことができます。 一方、ぶっかけうどんの出汁は、かけうどんに比べて濃いめの味付けになっています。その分、出汁がうどんにしっかりと絡み、うどんの美味しさを引き立てます。

「ひやあつ」や「あつひや」とは？

讃岐うどんには「ひやあつ」や「あつひや」という食べ方があることをご存知ですか？
この４文字は茹でた麺の温度と出汁の温度を組み合わせた言葉で、冷たい麺に熱い出汁をかけたうどんを「ひやあつ」、熱い麺に冷たい出汁をかけたうどんを「あつひや」と呼びます。

「ひやあつ」は麺が伸びにくく、冷水で締めているためコシが強いのが特徴です。熱い出汁をかけることでうどん全体の温度はぬるめになり、子どもでも食べやすい温度になります。

「あつひや」は釜揚げした麺をそのまま使用するため、ひやあつの麺よりも柔らかくもちもちとした食感を楽しめることが特徴です。


ちなみに、「ひやあつ」や「あつひや」以外にも熱い麺に熱い出汁をかけて食べる「あつあつ」や冷たい麺に冷たい出汁をかけて食べる「ひやひや」もあります。

お好みや季節にあわせて自由に楽しめるのが讃岐うどんの特徴です。

DELISH KITCHENおすすめのかけうどんとぶっかけうどんのレシピ

ここでは、DELISH KITCHENおすすめのかけうどんとぶっかけうどんのレシピをご紹介します。

かけうどん

鍋は使わず、レンジで簡単に作れるかけうどんのご紹介です。
寒い冬にもぴったりですよ♪

「冷凍讃岐うどん」でかけうどん

シンプルな具材のため、出汁の旨みや麺の味わいをゆっくり楽しめる一品です。
ぜひ作ってみてくださいね♪

ちくわのぶっかけうどん

大きなちくわで満足感のある一品です。
生姜が効いたお出汁と一緒に味わいを楽しんでみてください。

キムチぶっかけうどん

うどんと相性抜群のキムチを使ったぶっかけうどんです。
キムチの辛さもお出汁でマイルドになり食べやすい一品ですよ♪

かけとぶっかけの違いを知って自分の好みを探してみよう！

かけうどんとぶっかけうどんは、出汁の濃さに違いがあります。それぞれの特徴を理解し、自分の好みに合わせたうどんを楽しんでみてください。DELISH KITCHENのレシピを参考に、ぜひ自宅で美味しいうどんを作ってみてください。