パルフェとはどんなスイーツ?パフェやサンデーとの違いもご紹介
作成日: 2024/06/11
甘くて華やかなデザートが好きな方なら、「パルフェ」というスイーツを一度は耳にしたことがあるかもしれません。フランス語で「完璧」を意味するこのデザートは、その見た目の美しさと多彩な味わいから、世界中で愛されています。しかし、日本で一般的な「パフェ」とは少し異なる点も多いのです。この記事では、そんなパルフェの魅力や、パフェやサンデーとの違いを詳しくご紹介します。
パルフェとは?
パルフェ(Parfait)はフランス発祥のデザートで、卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜて型に詰めて凍らせたアイスクリーム状の冷菓をお皿に乗せて、ソースや冷やした果物を添えて食べるデザートです。
パルフェはフランス語で「完璧」を意味する言葉で、元々は生クリームをコーヒーに加えて冷やし固めたものでした。これが「完璧なコーヒー」という意味で「Parfait au cafe(パルフェ・オ・カフェ)」と呼ばれていたのがパルフェの語源です。
見た目もきれいで子供から大人まで楽しめるまさに完璧なデザートです。
パルフェとパフェにはどんな違いがある?
実はパフェは日本で生まれたデザートで、底が深い器にスポンジケーキやアイスクリーム、生クリームやゼリーなどを層状に重ねたデザートです。そしてパフェはパルフェを参考にして生まれたといわれています。
先ほど説明したパルフェとは大きく違いますが、どのようにしてパフェは生まれたのでしょうか?
まず、フランスのパルフェと日本のパルフェは大きく違います。先ほど紹介したフランスのパルフェにさまざまな工夫を加えて、アイスクリームを中心にスポンジケーキ、フルーツ、ゼリー、ソースなどを組み合わせ、層になるように重ねて作られたものが日本のパルフェです。日本のパルフェはすでにパフェの原型であるということがわかります。
つまり、フランスのパルフェとパフェとは見た目や作られ方は大きく違いますが、日本のパルフェとパフェは呼び方が違うだけでほぼ同じものということです。
パルフェとサンデーの違い
またパルフェと似たようなスイーツにサンデーがあります。パルフェとの違いとしては、サンデーはアメリカ生まれのデザートで、アイスクリームをメインにトッピングを加えたシンプルなものです。サンデーという名前は日曜日(Sunday)に由来し、当時のアメリカで日曜日に贅沢なデザートを楽しむ習慣から生まれました。。サンデーはシンプルさが特徴ですが、パルフェは見た目の華やかさや味の多様性が魅力です。
自宅で作れるパルフェの作り方
自宅でパルフェ作りに挑戦しましょう!
材料も手に入り安く、重ねるだけで簡単につくれますので、おやつやおもてなしにもピッタリです。
【レシピ】
グラスに重ねるだけ♪バウムクーヘンのいちごパルフェ
材料 【グラス2個分】
いちご(縦半分に切る)・・・・・・・10個分
バウムクーヘン(4等分に切る)・・・2個分(60g)
☆チーズクリーム
クリームチーズ・・・・・・・・・60g
砂糖・・・・・・・・・・・・・・30g
レモン汁・・・・・・・・・・・・小さじ1
生クリーム・・・・・・・・・・・140cc
仕上げ用
ミント・・・・・・・・・・・・・適量
手順
①《下準備》クリームチーズは常温に戻す。
【ポイント】
いちごはへたを切り落として縦半分に切り、バウムクーヘンは4等分に切りましょう。
②【チーズクリーム】ボウルにクリームチーズを入れてなめらかになるまで混ぜる。砂糖、レモン汁を加えてその都度混ぜる。
③別のボウルに生クリームを入れて、やわらかなツノが立つまで撹拌する。④に加えて混ぜ、しぼり袋に入れる。
④器に1段目はチーズクリーム、いちごの順に重ね、2段目はチーズクリーム、いちご、バウムクーヘンを順に重ね、最後にチーズクリーム、バウムクーヘン、いちごをのせ、ミントを飾る。同様に計2個作る。
今回ご紹介したレシピを動画でみたい方はこちらからご視聴ください。
またマスカットのパルフェもご紹介しますので、こちらも参考にしてみてください!
具材を変えてオリジナルのパルフェを作るのもいいですよ!
パルフェはパフェのご先祖!
パルフェは、フランス語で「完璧」を意味し、その名の通り見た目の美しさと味のハーモニーが絶妙に調和したデザートです。一口ごとに異なる食感と風味が楽しめますよ。特別な日のご褒美スイーツとしてだけでなく、日常のちょっとした贅沢を味わいたい時にもぴったりですので、ぜひ一度食べてみてください!