エンチラーダとは?味わいやブリトーとの違いをご紹介
作成日: 2024/07/30
エンチラーダは、メキシコ料理の一つで、様々な具材をトルティーヤで巻き、ソースをかけて焼き上げたものです。本記事では、エンチラーダの味わい、タコスやブリトーとの違い、エンチラーダの作り方について詳しく解説します。ぜひ、エンチラーダの魅力を発見して、自宅でも楽しんでください。
エンチラーダとはどんな料理なのか
エンチラーダは、様々な具材をトルティーヤで巻き、トマトソースやサルサソース、香味野菜で作られたソースをかけて焼く料理です。一般的には、肉やじゃがいもやアボカドといった野菜、ひよこ豆、チーズなどの具材が使われ、トマトベースのサルサソースやチーズがかけられます。トルティーヤの食感とソースの風味が絶妙にマッチし、一口食べるとその美味しさに驚かされます。
エンチラーダの発祥地
エンチラーダの発祥地はメキシコです。メキシコの家庭料理として古くから親しまれており、もともとは余ったトルティーヤを有効利用するために作られたと言われています。メキシコの家庭では、エンチラーダは日常的な料理の一つとして愛されています。
エンチラーダの味わいや具材
エンチラーダの味わいは、使用するソースや具材によって大きく変わります。トマトベースのサルサソースが一般的ですが、チリソースやクリームソースなども使われます。具材には、牛肉、鶏肉、豚肉、野菜、豆などが使用され、チーズがたっぷりとかけられることが多いです。このバリエーション豊かな具材とソースの組み合わせが、エンチラーダの魅力の一つです。
エンチラーダとタコスの違い
エンチラーダとタコスはどちらもトルティーヤを使いますが、調理法と提供方法が異なります。タコスはトルティーヤに具材を挟んでそのまま食べるのに対し、エンチラーダは具材を巻いたトルティーヤにソースをかけて焼きます。そのため、エンチラーダは温かい料理として提供され、ソースの風味が全体に広がります。
エンチラーダとブリトーとの違い
エンチラーダとブリトーも見た目は似ていますが、具材の種類に違いがあります。ブリトーは小麦粉を使ったトルティーヤ(フラワートルティーヤ)を使用します。そして具材を包み、そのまま食べるスタイルです。一方、エンチラーダはとうもろこしのトルティーヤを使用します。またエンチラーダは、ソースをかけて焼くため、よりボリューミーな味わいになります。
エンチラーダの作り方
家庭で作れるエンチラーダのレシピをご紹介します。具材はお好みでアレンジして食べてみてください!
材料 【2〜3人分】
トルティーヤ・・・・・・6枚
鶏むね肉・・・・・・・・1枚(250g)
アボカド・・・・・・・・1個
玉ねぎ・・・・・・・・・1/4個(50g)
にんにく・・・・・・・・1かけ
パクチー・・・・・・・・1/2袋(20g)
ピザ用チーズ・・・・・・60g
オリーブオイル・・・・・大さじ1
酒・・・・・・・・・・・大さじ1
☆トマトソース
カットトマト缶・・・・・1缶(400g)
ケチャップ・・・・・・・大さじ1
コンソメ・・・・・・・・小さじ1
塩・・・・・・・・・・・小さじ1/3
チリパウダー・・・・・・小さじ1/2
クミン[パウダー]・・・・小さじ1/2
オレガノ[乾燥]・・・・・少々
こしょう・・・・・・・・少々
トッピング用
ピザ用チーズ・・・・・・30g
手順
①アボカドは種にそって縦に切り込みを入れ、種、皮を取り除いて一口大に切る。玉ねぎはみじん切りにする。にんにくは縦半分に切り、芯を取り除いてみじん切りにする。パクチーは根元を切り落とし、1cm幅に切る。
②鶏肉はフォークで数ヶ所に穴を開け、耐熱容器に入れて酒を加えてもみこむ。ふんわりとラップをし、600Wのレンジで3分加熱する。取り出して鶏肉を裏返してさらに2分加熱する。ラップをしたまま10分おき、粗熱をとる。食べやすい大きさに手でさく(蒸し鶏)。
③フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、にんにく、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。☆を加えて混ぜ、水分を飛ばしながら5分煮る(トマトソース)。1/3量は仕上げ用に取り分ける。
④トルティーヤ全体に1/6量のトマトソースを広げ、中央に1/6量の蒸し鶏、1/6量のアボカド、1/6量のピザ用チーズ(60g)をのせて包む。同様に計6本包む。
⑤耐熱容器に④を巻き終わりを下にして並べ入れる。残りのトマトソースをのせて広げ、トッピング用のピザ用チーズ(30g)をちらす。
⑥200°Cに予熱したオーブンでピザ用チーズに焼き色がつくまで8〜10分焼く。
⑦パクチーを全体にちらす。
美味しく作るポイント!
・お使いのレンジの性能や鶏肉の大きさによって加熱時間は前後します。手でさいて赤みが残っている場合は追加で加熱してください。
・トルティーヤに具材をのせる前に、オーブンを200°Cに予熱し始めましょう。
エンチラーダを楽しむためのアイデア
エンチラーダは、そのまま食べるだけでなく、アレンジも楽しめます。例えば、具材にシーフードを加えたり、ソースをクリームベースに変えたりすることで、また違った味わいを楽しむことができます。パーティーや家族の集まりなど、特別な日の料理としても最適です。
エンチラーダの魅力を存分に楽しもう!
エンチラーダは、その豊かな風味とバリエーション豊かな具材で、誰もが楽しめるメキシコ料理です。タコスやブリトーとの違いを理解し、自宅で簡単に作れるレシピを試してみましょう。エンチラーダの魅力を存分に楽しんで、メキシコの味を堪能してください。