ヨークシャープディングとは?イギリスの伝統食を解説します!
作成日: 2024/08/06
ローストビーフの付け合わせとして知られるヨークシャープディング。みなさんは、その名前をご存知でしょうか?イングランド発祥ですが、イギリスの伝統食でもあるヨークシャープディングは、外はカリっと中は柔らかい食感の有名なサイドディッシュです。今回はヨークシャープディングの概要や、イギリス食文化との関係性、類似するアメリカのポップオーバーとの違いなどを解説します。ぜひ最後までご確認ください。
ヨークシャープディングとは
薄力粉や卵、塩、牛乳などを混ぜ、オーブンで焼いた料理です。イングランド発祥ではありますが、イギリスの伝統的な料理で、ローストビーフやサンデーローストの付け合わせとして知られています。もちもちとした柔らかい食感と、素朴な味わいで、肉料理の美味しさを一層引き立てます。
ヨークシャープディングの発祥
ヨークシャープディングの起源は18世紀のイングランド、ヨークシャー地方にあります。食糧難の時代に、家庭で手に入る材料を使って作られ、ボリューム感のある料理として親しまれてきました。この料理は、オーブンで肉と一緒に焼き上げるため、その脂を吸収して香ばしい風味を持つのが特徴です。
以前は大きなブリキ缶で作られていましたが、現在はマフィン型に入れて焼き上げるのが一般的です。
アメリカのポップオーバーとの違い
ヨークシャープディングとアメリカのポップオーバーは見た目が似ていますが、使用する材料や作り方が異なります。ポップオーバーは粉の量が多く、デザートとして甘い具材を詰めて食べることが多いです。ヨークシャープディングは、肉料理の付け合わせとして、よりしっとりとした食感を持ちます。
DELISH KITCHENのヨークシャープディングのレシピ
ここではお家で作れるヨークシャープディングのレシピをご紹介します
材料 【直径7cmマフィン型 6個分】
・薄力粉・・・・・・・・・100g
・卵・・・・・・・・・・・2個
・牛乳・・・・・・・・・・200cc
・塩・・・・・・・・・・・ひとつまみ
・溶かしバター(無塩)・・・ 適量
手順
①《下準備》オーブンは200℃に予熱する。
②ボウルに薄力粉、塩を入れて混ぜ、ふるう。
③②に卵を割り入れて混ぜ、牛乳を少しずつ加えてその都度混ぜる。
④マフィン型に溶かしバターをぬり、3を等分に流し入れ、6個作る。200℃のオーブンで20〜25分程焼く。
【ポイント】ローストビーフを焼いた際は肉汁をお使いいただくとよりおいしくなります!溶かしバターは、その他の油でも代用可能です。
詳しいレシピ動画はこちら
ヨークシャープディングを作ってみよう!
ヨークシャープディングは、シンプルな材料で作れるイギリスの伝統料理です。その独特の食感と風味は、肉料理を一層引き立てます。歴史あるこの料理を通じて、イギリスの食文化に触れ、家庭で楽しむことができます。ぜひ一度、自宅でヨークシャープディングを作り、その魅力を体験してみてくださいね♪