パイナップルを食べると舌がピリピリするのは何故?
作成日: 2024/09/10
パイナップルを食べた時、舌がピリピリとした不快な感覚を経験したことはありませんか?パイナップルの美味しさとジューシーさは、誰もが魅了されるポイントですが、その一方でこのピリピリ感はなぜ起こるのでしょうか?この記事では、パイナップルを食べた時に舌がピリピリする原因について、詳しく解説します。また、その影響を和らげる方法についても触れていきます。パイナップル好きな人も、ちょっと苦手な人も、ぜひ最後まで読んでみてください。
パイナップルに含まれる「ブロメライン」とは?
パイナップルが舌にピリピリ感を与える主な原因は、果肉の中に含まれる「ブロメライン」というたんぱく質分解酵素の働きによるものです。ブロメラインが舌のたんぱく質を分解するため、一時的にピリピリとした感覚を引き起こします。
ブロメラインの働き
ブロメラインは、舌をピリピリさせる要因ですが、実はお肉などのたんぱく質の消化を助けるという良い働きもあります。そのため、お肉を食べた後にパイナップルを食べたり、お肉と一緒にパイナップルを食べるのはおすすめです。
さらに、お肉とパイナップルを一緒に調理することで、お肉が柔らかくなるというメリットもあります。記事の最後にパイナップルを使ったお肉料理のレシピもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
パイナップルのピリピリ感を和らげる方法
パイナップルを食べる時のピリピリ感を和らげる方法は、熟したパイナップルを選ぶことです。熟したパイナップルは、未熟なものに比べて酸味が和らぎ、ピリピリ感が軽減されます。
熟したパイナップルの見分け方
熟したパイナップルを選ぶためには、色や香りなどをよく観察してみてください。
見分け方についてはこちらの記事で詳しく解説します。
パイナップルを使ったお肉料理のレシピ
パイナップルに含まれるブロメラインには、お肉を柔らかくする働きもあります。ここではその働きを活用した「スペアリブのパイン煮」のレシピをご紹介します。
材料 【2人前】
スペアリブ・・・・・・・・6本(300g)
パイナップル・・・・・・・80g
玉ねぎ・・・・・・・・・・1/2個
塩こしょう・・・・・・・・少々
にんにく・・・・・・・・・1かけ
酒・・・・・・・・・・・・大さじ1
サラダ油・・・・・・・・・大さじ1
☆調味料
みりん・・・・・・・・・・大さじ2
しょうゆ・・・・・・・・・大さじ1
はちみつ・・・・・・・・・小さじ1
粒マスタード・・・・・・・小さじ1
水・・・・・・・・・・・・大さじ3
手順
①玉ねぎ、にんにく、パイナップルはみじん切りにする。
②袋にスペアリブを入れ、塩こしょうを加えてもみ、パイナップル、酒を加え30分ほど置く。
【ポイント】冷蔵庫に入れて30分おいてください。
③フライパンにサラダ油、にんにくを入れて熱し、にんにくの香りがたったらスペアリブを加えて焼き、焼き色がついたら裏返し2〜3分焼く。
④玉ねぎを加えて炒め、しんなりしたら☆、袋に残ったパイナップルを加え、ふたをして弱火で10分煮る。
⑤スペアリブを取り出し、たれにとろみがつくまで中火で水気をとばして、器に持った肉にかけて完成。
詳しいレシピ動画はこちら
舌がピリピリする原因は「ブロメライン」
パイナップルに含まれるブロメラインという酵素が舌のたんぱく質を分解し、一時的にピリピリとした感覚を与えることがあります。口内炎などがある方は、気をつけて食べるのがよいでしょう。熟したパイナップルを選ぶことで、ピリピリ感は軽減できるので、熟したパイナップルを選ぶよう心がけてみてください♪