サムゲタンに入れる具材は何?定番具材とアレンジ具材をご紹介
作成日: 2024/09/18
韓国の伝統的な薬膳料理として知られるサムゲタン。鶏肉の旨味たっぷりのスープに、さまざまな栄養が溶け込んだ、体に優しい一品です。でも、「サムゲタンにはどんな具材を入れればいいの?」「定番の具材以外にも入れられるものはある?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、サムゲタンの定番具材はもちろん、アレンジ具材までを詳しくご紹介します。本場韓国の味を再現したい方も、オリジナルのサムゲタンを作りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。具材選びのコツなどもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
サムゲタンの基本
まずはサムゲタンの基本について理解しましょう。
サムゲタンとは
サムゲタンは、韓国語で「参鶏湯(サムゲタン)」と書き、「参(サム)」は高麗人参、「鶏(ゲ)」は鶏肉、「湯(タン)」はスープを意味します。若鶏の丸鶏の中にもち米や高麗人参などの具材を詰め、長時間煮込んで作る韓国の伝統的な薬膳料理です。
サムゲタンの特徴
本場韓国の本格的な参鶏湯は、塩とコショウのシンプルな味付けが一般的ですが、長時間煮込んだ鶏肉の旨みが凝縮されています。さらに中に入っているもち米や高麗人参、ナツメ、ニンニクなどの食材や、漢方特有の甘みや苦味も絶妙なアクセントとなっています。
サムゲタンの定番具材
ここからはサムゲタンの定番具材についてご説明します。
鶏肉
サムゲタンの主役となる鶏肉は、通常若鶏の丸鶏を使用します。丸鶏の中に具材を詰めて煮込むことで、鶏の旨味がたっぷり出たスープになります。
家庭で作る場合は、手羽元や骨付きもも肉を使用しても美味しく作れます。
もち米
もち米は、鶏肉の中に詰める重要な具材の一つです。もち米を入れることで、スープにとろみが出て食べ応えが増します。
高麗人参
サムゲタンの名前の由来にもなっている高麗人参は、欠かせない具材です。家庭ではなかなか手に入らない食材ですので、普通の人参でも代用可能です。
ナツメ
ナツメはサムゲタンに甘みと独特の香りを加える役割があります。
クコの実
クコの実はサムゲタンに彩りを添えるとともに、ナツメ同様甘みを加える役割があります。
にんにく
にんにくは、サムゲタンに深い風味を与えます。鶏肉の旨みとうまく調和し絶妙な美味しさを引き出しします。
しょうが
しょうがは、サムゲタンに爽やかな香りを加えます。しょうがが入ったスープを飲むと体がぽかぽかとあったまりますよ。
サムゲタンのアレンジ具材
定番具材が手に入りにくい方はこれからおすすめするアレンジ具材をお試しください。
しいたけ
しいたけを加えることで、しいたけを加えることで、スープに深い旨味と風味が加わり、全体の味わいが豊かになります。
松の実
松の実は、サムゲタンに香ばしさと独特の食感を加えます。
長ねぎ
長ねぎを加えることで、サムゲタンにさっぱりとした風味が加わります。また長ねぎはじっくりと煮込むことで甘みが増し、とろとろ食感でより美味しくなります。
大根
大根を入れると、食べ応えが増し、さらにさっぱりとした味わいになります。
サムゲタンのレシピをご紹介
家庭で簡単に作ることができるサムゲタンのレシピをご紹介します。
今回は炊飯器を使った簡単なレシピです。ボタンひとつで本格的に仕上がります。ぜひお家でお試しください!
※お使いの炊飯器によって機能が異なるため、取扱説明書をご確認のうえお作りください。
材料 【2人分(5.5合炊き炊飯器)】
鶏手羽元・・・・・・・6本(360g)
長ねぎ・・・・・・・・1/2本
しょうがの薄切り・・・3枚
にんにく・・・・・・・1かけ
くこの実・・・・・・・適量
米・・・・・・・・・・大さじ3
水・・・・・・・・・・600cc
塩・・・・・・・・・・小さじ1
作り方
①ねぎは1cm幅の斜め切りにする。
②しょうがは3枚ほど薄切りにする。
③炊飯器の内側に、鶏手羽元、米、切ったねぎ、しょうが、にんにく、くこの実を入れる。
④塩、水を加え、通常炊飯する。
作り方のポイント
・炊飯器の最大炊飯容量など、必ずお使いの炊飯器の説明書をご確認ください。
・炊飯器に調理モードがある場合はそちらをお使いください。
・早炊きの場合、具材に十分に火が通らないなど失敗の恐れがございますので、通常炊飯で調理してください。
詳しくはこちら
サムゲタンを楽しむための最後のアドバイス
サムゲタンは、具材の選び方や調理方法によって、様々なバリエーションを楽しむことができる奥深い料理です。定番の具材を押さえつつ、季節や好みに合わせてアレンジを加えることで、あなただけのオリジナルサムゲタンが完成します。
ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりのサムゲタンを見つけてみてください。