マーラータン(麻辣湯)とは?味わいや火鍋との違いについてご紹介
作成日: 2024/11/08
マーラータン(麻辣湯)は、中国発祥のスパイシーなスープ料理で、特に四川料理に由来しています。その辛さとシビれる味わいが特徴で、好みの具材を自由に選んで楽しめるのが魅力。近年、日本でも人気が高まり、火鍋と比較されることが多いですが、どのような違いがあるのでしょうか?この記事では、マーラータンの味わいや魅力、火鍋との違いについて詳しく解説します。
マーラータンとは?
マーラータンは、中国の四川省で生まれた料理で、「マー(麻)」と「ラー(辣)」の名前が示す通り、花椒と唐辛子を使った辛味と痺れが特徴のスープ料理です。具材を自由に選べるため、野菜や春雨、海鮮、肉など自分好みの一杯に仕上げられます。
マーラータンの味わいと辛さの秘密
マーラータンの味の要となるのは、花椒と唐辛子による「麻辣味」です。花椒の痺れは独特で、唐辛子の辛さと合わさることで癖になる味わいを生み出します。また、数種類の薬膳食材や漢方が多く使われていることが人気の秘密です。
火鍋との違いとは?特徴を徹底比較
マーラータンとよく似た食べ物に火鍋がありますが、具体的な違いについてご説明します。
食べ方と提供形式の違い
マーラータンは一人分ずつ丼で提供され、火鍋は鍋で煮込んで複数人でシェアします。どちらも薬膳が使われますが、火鍋はスープを2種類に分けたスタイルが特徴です。
具材の選び方と違い
マーラータンは基本的に春雨を主食とし、具材も好きなものを選べますが、火鍋は鍋料理として牛肉や海鮮、練り物が入ることが多いです。特に、クコの実やナツメなどの漢方がそのまま浮かぶのが火鍋ならではの特徴です。
マーラータンのレシピをご紹介!
マーラータンは自宅でも簡単に作ることができます。
今回は豚肉を使った麻辣湯レシピをご紹介します!唐辛子や花椒がたっぷり入り、しっかりめの辛さがクセになる一品です。春雨を入れることで食べ応えもアップするので、ぜひお試しください♪
材料 【2人分】
春雨・・・・・・・・・30g
豚バラ薄切り肉・・・・・120g
きくらげ[乾燥]・・・・・5g
しいたけ・・・・・・・・2個
もやし・・・・・・・・・1/2袋(100g)
長ねぎ[白い部分]・・・・1/2本分
唐辛子・・・・・・・・・2本
花椒[ホワジャオ]・・・・小さじ1/2
水・・・・・・・・・・600cc
酒・・・・・・・・・・大さじ1
☆スープ用調味料
おろしにんにく・・・・小さじ1
おろししょうが・・・・小さじ1
塩・・・・・・・・・・小さじ1/4
しょうゆ・・・・・・・大さじ1
鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
豆板醤・・・・・・・・小さじ1
ラー油・・・・・・・・小さじ1/3
仕上げ用
パクチー・・・・・・・10g
作り方
①春雨はキッチンバサミで食べやすい長さに切る。
②きくらげはたっぷりの水でもどし、硬い部分を切り落として半分に切る。しいたけは根元の先を薄く切り落とし、かさと軸に切り分ける。かさは薄切りにし、軸は手でさく。ねぎは斜め薄切りにする。唐辛子はへたを切り落とし、種を取り除く。パクチーは根元を切り落とし、3cm幅に切る。
③豚肉は4cm幅に切る。
④鍋に水、酒、豚肉を入れて中火で熱し、煮立ったらアクを取り除く。☆、唐辛子、花椒を加えて混ぜ、再び煮立ったら春雨、しいたけ、もやし、ねぎ、きくらげを加えて混ぜる。煮立ったらふたをして7〜8分ほど弱火で煮る。
⑤器に盛り、パクチーを添える。
今回ご紹介したレシピはこちらの動画で詳しく作り方を見ることができます。
初めてのマーラータンに挑戦しよう
以上がマーラータンの魅力と火鍋との違いです。四川発祥のマーラータンは、自由に具材を選びつつ本場の辛さを楽しめる料理です。一度お店で本格的なマーラータンを味わってみてはいかがでしょうか?薬膳と辛さが織りなす新しい味覚の体験が待っています。