
ポンデケージョとは?その特徴や家で簡単に作れるレシピをご紹介
作成日: 2001/01/01
更新日: 2025/05/07
ポンデケージョは、ブラジル発祥のもちもち食感が魅力のチーズパンです。その独特な食感と風味から、日本でも人気が高まっています。
今回は、ポンデケージョの語源や特徴、歴史、そして家庭での作り方まで詳しくご紹介します。
ポンデケージョの語源と歴史
語源
「ポンデケージョ(Pão de queijo)」は、ポルトガル語で「チーズパン」を意味します。「ポン(Pão)」がパン、「ケージョ(queijo)」がチーズを指し、その名の通りチーズを使ったパンです。
歴史
ポンデケージョの起源は、ブラジル南東部のミナスジェライス州にあります。18世紀頃にはすでに存在していたとされ、1950年代にはブラジル全土で広まりました。
現在では、パン屋やカフェ、空港などさまざまな場所で販売され、家庭でも朝食やおやつとして世界的に親しまれています。
ポンデケージョの特徴
食感と風味
ポンデケージョの最大の特徴は、外はカリッと、中はもちもちとした食感です。
これは、キャッサバの根茎から作られるタピオカ粉を使用しているためで、小麦粉では得られない独特の弾力があります。
また、生地にたっぷりとチーズを練り込むことで、焼き上がりには濃厚なチーズの風味が楽しめます。
サイズと形状
一般的に、ポンデケージョは直径4〜7センチの一口サイズで、丸い形をしています。
このサイズ感と形状が、手軽に食べられるスナックとしての人気を高めています。
ポンデケージョの基本の作り方
家庭でも簡単に作れるポンデケージョのレシピをご紹介します。
材料【20個分】
タピオカ粉・・・・200g
溶き卵・・・・・・1個分
粉チーズ・・・・・100g
☆材料
水・・・・・・・・100cc
牛乳・・・・・・・100cc
サラダ油・・・・・50cc
塩・・・・・・・・少々
手順
①オーブンは180℃に予熱しておく。
②鍋に☆を入れて熱し、沸騰直前まで加熱する。
③ボウルにタピオカ粉、2を入れてなめらかになるまで混ぜる。粉チーズ、溶き卵を加えて手早く混ぜる。
④20等分にして、まるく形をととのえ、オーブンシートを敷いた天板に並べ、180℃に予熱したオーブンで15分焼く。
詳しい手順はこちらの動画をご覧ください!
ポンデケージョのアレンジレシピ
ポンデケージョは、基本のレシピに加えてさまざまなアレンジが可能です。
白玉粉や米粉を使用
タピオカ粉がない場合は、白玉粉や米粉で代用。
比較的手に入りやすい白玉粉や米粉で、サクッともっちりのポンデケージョが手軽に作ることができます。
お餅を入れる
普段余りがちなお餅ですが、ひと手間加えるだけで絶品のポンデケージョに。
ご家庭にもある切り餅を活用して、さらにもちもちとした食感が楽しめます。
具を加える
生地にベーコンやトマト、グリーンピースなどを加えることで、さらに味わい深いポンデケージョが楽しめます。おつまみにもぴったりです。
ポンデケージョで広がる食の楽しみ
ポンデケージョは、ブラジルの伝統的なパンでありながら、手軽に作れることから世界中で親しまれています。そのもちもちとした食感と濃厚なチーズの風味は、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。
ぜひ、ご家庭でポンデケージョ作りに挑戦してみてください。アレンジ次第で、さまざまな味わいが楽しめるのも魅力の一つです。