デリッシュキッチン

フロスティングとは?アイシングとの違いやキャロットケーキの作り方をご紹介

作成日: 2025/11/05

甘くて華やかなケーキやカップケーキの上にふんわりと重ねられた「フロスティング」。見た目を美しく仕上げるだけでなく、味わいにも深みを加える大切な存在です。一方で、「フロスティング」と「アイシング」の違いを正確に説明できる人は意外と少ないかもしれません。

この記事では、フロスティングの意味や特徴、使い方、そしてアイシングとの違いを、初心者にもわかりやすく解説します。

目次

  1. フロスティングとは?
  2. フロスティングの使い方
    1. デコレーションケーキ
    2. 層の安定と風味付け
    3. トッピングとしての活用
  3. フロスティングの種類と特徴
    1. クリームチーズフロスティング
    2. バターフロスティング(バタークリーム)
    3. その他のタイプ
  4. フロスティングとアイシングの違いは?
    1. 材料と作り方の違い(一般的な傾向)
      1. フロスティング

      2. アイシング

    2. 用途の違い
      1. フロスティング

      2. アイシング

    3. 質感・見た目の違い
      1. フロスティング

      2. アイシング

  5. フロスティングの基本の作り方
    1. 材料【作りやすい分量】
    2. 手順
  6. フロスティングを使ったキャロットケーキのレシピ
    1. 米粉のキャロットケーキ
    2. スパイスキャロットカップケーキ
  7. フロスティングで、いつものケーキをもっと華やかに!

フロスティングとは?

フロスティングは、主にケーキやカップケーキの装飾に使われる、濃厚でクリーミーな食感を持つデコレーションのことを指します。アメリカやイギリスといった英語圏で一般的に使われる言葉で、お菓子を豪華に彩る主役です。

フロスティングの使い方

フロスティングは、カップケーキやキャロットケーキ、レイヤーケーキなどによく使われます。スイーツを豪華に仕上げるために欠かせない存在です。

デコレーションケーキ

ケーキの表面や側面に厚く塗ることで、見た目が華やかになります。食べた時に濃厚なクリーム感を楽しむ役割があります。

層の安定と風味付け

スポンジケーキなどの層の間に挟むことで、ケーキの構造を安定させます。同時に、味のアクセントやしっとり感を加えます。

トッピングとしての活用

クッキーやブラウニーなどのお菓子に、トッピングとして使われることもあります。

フロスティングの種類と特徴

フロスティングには様々な種類があり、目的や見た目、風味によってバリエーションがあります。ここでは代表的なものを紹介します。

クリームチーズフロスティング

クリームチーズフロスティングは、名前のとおりクリームチーズを使ったフロスティングです。バターを使わず、軽やかに仕上げるレシピも多くあります。
さっぱりとした味わいで、甘さや重たさを控えめにできるのが特徴です。クリームチーズならではのほどよいコクと風味が楽しめ、なめらかな質感なので、デコレーションや絞りにも使いやすいのが魅力です。

バターフロスティング(バタークリーム)

バターフロスティング(バタークリーム)は、無塩バターに粉砂糖やバニラを加えてホイップした、もっとも一般的なタイプのフロスティングです。アメリカのケーキでよく使われ、クリームチーズを加えることで、絞り出しやすく形を保ちやすい仕上がりにすることもできます。
しっかりとした質感で、甘くリッチな味わいが特徴。色や香りを加えてアレンジしやすいのも魅力です。

その他のタイプ

フルーツピューレや溶かしチョコレート、ナッツ、キャラメルなどを加えることで風味の変化をつけられます。
例えば、フルーツやチョコレート、ナッツ、キャラメルなどを加えて風味を変えることもできます。冷やして固めたり、少しゆるめにしてペースト状にしたりするなどテクスチャーの調整も可能です。

フロスティングとアイシングの違いは?

お菓子作りを始めると必ず耳にする「フロスティング」と「アイシング」。それぞれ似ているようで、用途や質感が全く異なります。

材料と作り方の違い(一般的な傾向)

フロスティング

バター・クリームチーズ・粉砂糖などを混ぜて、しっかりめのクリームに仕上げることが多い。

アイシング

粉砂糖(アイシングシュガー)を水分(牛乳やレモン汁、水)で溶いて作る、薄く仕上げるグレーズ的なものが多い。

用途の違い

フロスティング

ケーキ全体を覆ったり、厚くデコレーションするのに向いています。

アイシング

クッキーの表面、マフィンの上、ケーキの上に薄く垂らすタイプの仕上げなど、装飾重視・軽めの仕上げで使われることが多いです。

質感・見た目の違い

フロスティング

ぽてっとした厚み、ふわふわ・クリーミーな質感。ケーキの側面や上部を覆うように塗ることが多い

アイシング

さらっとして艶があり、薄く塗ったり、線を描いてデコレーションに使われることが多いです。

フロスティングの基本の作り方

ここではクリームチーズとバターを使ったデリッシュキッチンのフロスティングのレシピをご紹介します。

材料【作りやすい分量】

クリームチーズ・・・・・・・100g
無塩バター・・・・・・・・・20g
粉砂糖・・・・・・・・・・・50g
レモン汁・・・・・・・・・・小さじ1

手順

①クリームチーズ、バターは常温に戻す。

②ボウルにバターを入れてなめらかになるまで混ぜ、クリームチーズを加えてさらになめらかになるまで混ぜる。

③レモン汁を加えて混ぜ、粉砂糖を2回に分けて加え、その都度混ぜる。

詳しい手順はこちらの動画をご覧ください!

フロスティングを使ったキャロットケーキのレシピ

米粉のキャロットケーキ

薄力粉(小麦粉)・バター不使用、グルテンフリーの米粉のキャロットケーキをご紹介。生地にレーズンやくるみを入れることで食感も楽しめます。

スパイスキャロットカップケーキ

シナモン、オールスパイス、カルダモンを使ったスパイスを感じるキャロットケーキ。
くるみと千切りにしたにんじんを具材にし、満足感たっぷりのレシピに仕上げました。

フロスティングで、いつものケーキをもっと華やかに!

フロスティングを使うだけで、普段のお菓子が一気に特別な仕上がりになります。
ケーキ作りのときは、「軽やかに仕上げたいのか」「コクを出したいのか」など、理想のイメージに合わせてフロスティングの種類を選びましょう。素材の温度やクリームの硬さ、スポンジの冷まし具合を丁寧に整えるだけで、完成度がぐっと高まります。

次にケーキを作るときは、ぜひフロスティングを使ってみてください。見た目も味わいも、お店のような仕上がりを楽しめますよ。

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