DELISH KITCHEN

桜餅は2種類ある!道明寺桜餅・長命寺桜餅について解説♪

作成日: 2024/04/02

春の訪れと共に、日本のお菓子屋さんに色鮮やかな桜餅が並びます。この時期限定の和菓子は、見た目も美しく、春の味覚を象徴するお菓子として多くの人に愛されています。

でも、実は桜餅には2種類あることをご存知ですか?今回は、その違いとそれぞれの魅力について、わかりやすく解説していきますよ。

目次

  1. 桜餅の基本知識!
    1. 桜餅とは?
    2. 桜餅の種類
  2. 道明寺(どうみょうじ)桜餅について
    1. 特徴
    2. 材料【6個分】
    3. 作り方
    4. 詳しいレシピ動画はこちら
  3. 長命寺(ちょうめいじ)桜餅について
    1. 特徴
    2. 材料【6個分】
    3. 作り方
    4. 詳しいレシピ動画はこちら
  4. 桜餅の葉は食べる?食べない?
  5. 桜餅には、道明寺桜餅と長命寺桜餅の2種類がある!

桜餅の基本知識!

桜餅とはどんなお餅なのか、どんな種類があるのか、ご紹介します。

桜餅とは?

桜餅は、もち米や小麦粉を使った生地であんこを包み、それをさらに塩漬けした桜の葉で包んだ和菓子です。この桜の葉が香り高く、春を感じさせる特別な味わいを演出しています。

桜餅は江戸時代に誕生したとされ、春のお花見の際に食べるのが一般的でした。桜の花が咲くこの季節にちなんで、桜の葉で包むことで、見た目にも春らしさを表現しています。

桜餅の種類

桜餅には「道明寺桜餅」と「長命寺桜餅」の2種類があります。

道明寺桜餅はもち米を使い、ふっくらとした食感が特徴で主に関西地方で食べられています。一方、長命寺桜餅は小麦粉を主材料とし、薄くてしっとりした生地が特徴で、主に関東地方で食べられています。

それでは、それぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。

道明寺(どうみょうじ)桜餅について

道明寺桜餅は、関西地方でよく見られる桜餅のスタイルです。その名前は、奈良時代に「道明寺」という尼寺で供された「道明寺糒(ほしい)」のお供え物に由来しています。

特徴

道明寺桜餅の特徴は、もち米を蒸して乾燥させた「道明寺粉」を使うことです。

道明寺粉は「粉」と書きますが、粉末状ではなく、お米を半分もしくは3分の1ほどのサイズで、つぶつぶとした食感が残ります。これをを水で戻し、あんこを包んで蒸し上げることで、独特のふっくらとした食感が生まれます。

材料【6個分】

・こしあん   :120g
・桜の葉の塩漬け:6枚


・道明寺粉   :100g
・砂糖     :20g
・食用色素(赤) :少々
・水      :150㏄

作り方

①桜の葉の塩漬けは水に30分漬けて塩抜きをする。耐熱容器に道明寺粉、砂糖、水を入れて混ぜる。
②水(分量外:少々)に食用色素を溶かし、つまようじの先につけて少しずつ生地に加えて混ぜる。
③ふんわりとラップをし、600Wのレンジで4分加熱して混ぜ、ラップをしたまま10分蒸らす。
【ポイント】加熱時間3分くらいから様子を見ながら調整してください
④粗熱がとれたら生地を6等分にして丸める。こしあんを6等分に分けて丸める。
⑤手のひらを水でぬらして生地の餅を丸くのばし中央にあんをのせて包む。これを6個作る。

詳しいレシピ動画はこちら

長命寺(ちょうめいじ)桜餅について

長命寺桜餅は、関東地方で親しまれている桜餅です。その名前は、東京の長命寺という寺で初めて作られたことに由来しています

江戸時代、隅田川沿いにあった「長命寺」というお寺がありました。そこで門番をしていた新六という人物が、たくさん落ちてくる桜の葉を見て「何かに活用できないか」と考案されたのが、桜の葉の塩漬けだそうです。
その塩漬けした桜の葉で、お餅を包み販売したところ有名となり、現在の桜餅が広まりました。

ちなみに、塩漬けにする桜の葉は、オオシマザクラと呼ばれる品種の葉で、しっかりとした食感が特徴です。

特徴

長命寺桜餅の特徴は、小麦粉を主材料とした薄い生地であんこを包む点です。この生地は「長命寺生地」とも呼ばれ、しっとりとしていて、口の中でとろけるような食感が楽しめます。

材料【6個分】

・サラダ油   :小さじ1
・こしあん   :180g
・桜の葉の塩漬け:6枚

☆生地
・白玉粉    :10g
・薄力粉    :40g
・砂糖     :20g
・食用色素(赤):少々
・水      :90㏄

作り方

①桜の葉の塩漬けは水に30分漬けて塩をぬく。ボウルに白玉粉を入れて、水を少しずつ加えながら混ぜる。
②別のボウルに薄力粉、砂糖を入れて水溶き白玉粉を少しずつ加えながら泡立て器で混ぜる。
③水(分量外:少々)に食用色素を溶かし、つまようじの先につけて少しずつ生地に加えて混ぜる。 常温で30分休ませる。
④フライパンに薄くサラダ油をひき、生地を大さじ3くらい流し入れ、スプーンの底面で細長くのばし表面が乾くまで弱火で焼き裏返す。裏面もさっと焼いたらクッキングシートにのせて冷ます。
【ポイント】焼き色をつけないようにする
⑤こしあんは6等分に分けて丸める。
⑥生地の皮でこしあんを1個はさんで包み、桜の葉の塩漬けを巻く。

詳しいレシピ動画はこちら

桜餅の葉は食べる?食べない?

道明寺桜餅も長命寺桜餅も、どちらも桜の葉の塩漬けに包まれています。

そこで、よく桜の葉を食べるか食べないか迷ってしまう場合がありますよね。正式には、葉は食べず、香り風味を楽しむものとされていますが、現在では食べる方も多いです。そのため、お好みで食べても何も問題はありません。おいしいと感じる食べ方でそれぞれ楽しむのが一番ですね。

桜餅には、道明寺桜餅と長命寺桜餅の2種類がある!

桜餅には種類があり、それぞれに独特の歴史と特徴があります。春の季節には、ぜひ両方の桜餅を食べ比べてみてください。日本の伝統的な味わいと、春の訪れを感じることができるでしょう。

お花見のお供に、またはお家でのひとときに、桜餅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。