DELISH KITCHEN

ルイボスティーとは?味や香りなどの特徴や栄養について解説します!

作成日: 2020/08/15

更新日: 2024/11/15

ルイボスティーは、最近人気となっているノンカフェインのお茶です。南アフリカ原産のハーブ「ルイボス」を使ったこのお茶は、香りや味に独特な特徴があり、さらに効能についても期待されています。この記事では、ルイボスティーの歴史や香り、効果効能について詳しく解説していきます。

目次

  1. ルイボスとは何?
  2. ルイボスティーの香りと味わい
  3. ルイボスティーに含まれる栄養と効果効能
  4. ルイボスティーの種類は?
  5. ルイボスティーのおすすめの淹れ方は?
  6. ノンカフェインのルイボスティーでホッと一息ティータイムを!

ルイボスとは何?

ルイボスは南アフリカに生息するハーブであり、「赤い藪」を意味します。その赤褐色の針状の葉を乾燥させて作られるお茶がルイボスティーで、紅茶のような美しい赤色が特徴です。ポリフェノールやミネラルを含むため、近年では「スーパーフード」としても注目されています。

ルイボスティーの香りと味わい

ルイボスティーは、甘味とほのかな渋みのバランスが特徴的です。紅茶に似た風味がありつつもカフェインが含まれていないため、カフェインを避けたい方に人気です。タンニンの量も少ないため、渋みはほとんど感じません。フルーティな香りとほのかな甘味で、リラックスタイムにぴったりのお茶と言えるでしょう。

ルイボスティーに含まれる栄養と効果効能

ポリフェノールやミネラルが含まれています。ポリフェノールは活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える抗酸化作用があります。ミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)は骨や筋肉の健康に不可欠で、体内で作られない成分を補うために重要です。

ルイボスティーの種類は?

ルイボスティーには主に「グリーンルイボスティー」と「レッドルイボスティー」の2種類があります。
両者の違いは発酵の有無で、発酵させないものがグリーンルイボスティー、発酵させたものがレッドルイボスティーです。

ルイボスはとても発酵しやすい植物で、少しの傷でどんどん発酵が進んでしまいます。
そのため、発酵しないように管理するほうが手間がかかるとされ、未発酵のグリーンルイボスティーのほうが価格が高くなる傾向にあります。
どちらの茶葉も天日でゆっくりと乾燥させ、昔ながらの自然な方法で作るのが特徴です。

未発酵のグリーンルイボスティーには抗酸化作用があるフラボノイドがレッドルイボスティーよりも豊富に含まれています。
こちらはさっぱりとした風味が特徴で、クセがなく飲みやすいといわれています。

一方のレッドルイボスティーは、発酵させることで香りや味がより豊かになり、甘みを感じるのが特徴です。価格も手頃なので、飲用に広く親しまれているお茶です。

ルイボスティーのおすすめの淹れ方は?

ここでは、ルイボスティーの煮出しと水出しの淹れ方についてご紹介します。

ルイボスティーを煮出して淹れる場合は、煮出し用の茶葉を使用することをおすすめします。
まず、水1リットルをやかんに入れて沸騰させ、そこへ茶葉を5グラムほど入れます。
火を弱めて10分程度煮出したら、こしながら器に注いで完成です。

ミネラルウォーターを使っても良いですが、煮出すことでミネラル分が消失してしまうため水道水で十分でしょう。煮出すことでルイボスティーの風味や成分をしっかりと抽出することができます。

水出しの場合は、水出し用の茶葉を使用します。
清潔な容器に水1リットルと茶葉10グラムほどを入れ、冷蔵庫に10時間ほど置いたら完成です。
水出しの際には軟水のミネラルウォーター、もしくは一度沸かして冷ました水道水を使用しましょう。

どちらの方法で作っても、なるべく早めに飲みきることをおすすめします。

ノンカフェインのルイボスティーでホッと一息ティータイムを!

カフェインが含まれていないルイボスティーは、夜寝る前のほっとしたいときにも安心して飲むことができます。
そのままはもちろん、牛乳と一緒にミルクティー風にして、砂糖やハチミツで甘みをつけて楽しむのもおすすめです。
日本ではレッドルイボスティーが多く出回っていますが、機会があればぜひグリーンルイボスティーのさわやかさも味わってみてください。

このページの情報をLINEでシェアできます。
このページの情報をTwitterでシェアできます。
このページの情報をFacebookでシェアできます。
このページの情報をPinterestでシェアできます。