DELISH KITCHEN

シーズニングには2つの意味がある?

作成日: 2020/08/28

「シーズニング」という言葉を一度は聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。シーズニングとは料理に関する言葉ですが、実は、シーズニングにはまったく異なる2つの意味があるのです。
こちらの記事では、シーズニングの2つの意味についてそれぞれ解説します。両者を詳しく知ることで、より料理の面白さを発見できるかもしれません。

目次

  1. シーズニングとは?1つ目の意味
  2. シーズニングの使い方
  3. シーズニングとは?2つ目の意味
  4. シーズニングの正しい意味を知ってより料理上手に!

シーズニングとは?1つ目の意味

「シーズニング」の1つ目の意味は、粉末のミックス調味料です。

英語の「シーズニング」(seasoning)には「調味料」や「乾燥」などの意味があり、それらが派生して「乾燥した粉末タイプの調味料」を意味するようになったといいます。
複数のスパイスやハーブ、塩、調味エキスなどを配合して作られたシーズニングは、ほんのひと振りで料理の味がきまると人気の調味料です。スーパーなどでもスパイスコーナーに置いてあることが多く、手に入りやすいのも魅力ですね。

シーズニングと一言でいっても、幅広くさまざまな料理に使えるものから、ある特定のメニューのために調合されたものまでその種類は実に豊富です。
たとえば、よく見かけるのがシーズニングソルトでしょう。こちらは塩をベースにして、スパイスやハーブなどを配合した調味料なので、あらゆる料理に活用することができます。
料理ごとにスパイスやハーブを揃える必要がなく、手軽に本格的な味に仕上げることができるので、料理初心者にもとても便利な調味料です。

シーズニングの使い方

シーズニングはとても手軽に使えるのが魅力の乾燥調味料です。シーズニングを材料に混ぜたり和えたりするだけで味を調えることができます。
また、肉や魚などの下ごしらえに使用する際には材料にシーズニングをまぶし、あとは焼いたり煮込んだりすれば完成です。
スパイスやハーブなどの風味で肉や魚などの臭みを消すこともできるので、ぜひ日々の料理に使ってみてはいかがでしょうか。
ステーキや魚の香草焼き、ホイル焼き、ラタトゥイユなどの煮込み料理にもおすすめです。
料理によっては仕上げにシーズニングをふりかけても良いでしょう。

パエリアやタンドリーチキン、タコスなど、海外の料理を本格的に仕上げるのも役立ちます。
また、揚げたてのポテトにシーズニングをまぶせば、おやつはもちろんビールのおつまみにもぴったりの一品が完成です。

シーズニングとは?2つ目の意味

もう一つのシーズニングの意味は、「鉄製の鍋やフライパンなどの油ならし」です。
シーズニングには「乾燥」という意味があると解説しましたが、鍋やフライパンなどの表面を乾燥させて手入れすることからこのような意味でも使われるようになりました。
シーズニングを行う目的は、鉄製の鍋やフライパンの表面を油の膜でコーティングし、酸素を遮断することで焦げつきやサビを防ぐことです。特に、新しいフライパンなどを使う際には、シーズニングの工程が欠かせません。

シーズニングの方法は、まず調理道具を洗ってガス火で煙が上がるまでしっかりと加熱します。火からおろし、まだ熱いうちにキッチンペーパーなどを使ってほんの少しの油をすりこみましょう。
あとはそのまま冷ませばシーズニングの完成です。
おしゃれな調理道具として注目を集めている鉄製のスキレットも、ぜひシーズニングで日々のお手入れをしてくださいね。

詳しいスキレットのお手入れ方法は、こちらの記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

シーズニングの正しい意味を知ってより料理上手に!

シーズニングには、粉末のミックス調味料と鍋やフライパンなどの油ならしという2つの意味があったのですね。調味料のシーズニングはとても手軽に本格的な味付けができるので、キッチンに常備しておくと活躍することまちがいなしです。
また、鍋やフライパンなどをシーズニングすることで鉄独特の風合いが出て、長く使えるパートナーになるでしょう。

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