スターフルーツの特徴は?選び方や切り方もご紹介!
作成日: 2020/08/28
日本では南九州や沖縄などで出回っているスターフルーツ。南国の果物として知られるスターフルーツを食べたことがありますか。断面が星形をしている印象的な果物は、ケーキやパフェなどのデコレーションにも使用されています。
こちらの記事ではスターフルーツの特徴や購入方法、選び方や切り方、保存方法などについてご紹介します。
スターフルーツとは?
スターフルーツとは、カタバミ科ゴレンシ属に属する果樹で、和名を「五歛子(ごれんし)」といいます。
原産はマレー半島を中心とする東南アジアで、ブラジルやハワイなどの熱帯、亜熱帯地域、日本では沖縄県や宮崎県などで栽培されています。
果実の輪切りにした断面が星の形をしていることから「スターフルーツ」と呼ばれるようになりました。果実の大きさは長さ5〜15センチ程度、幅5〜10センチ程度で、サクサクとした食感と甘酸っぱい味が特徴です。
そのまま生で食べるのはもちろん、ジュースやサラダの具、ジャム、漬物、砂糖漬けなどにして食べられています。
地域によっても異なりますが、スターフルーツの旬は年に2回あります。日本の場合は9〜11月、1〜3月が旬となっています。また、スターフルーツの値段は1キロあたり600〜1000円程度が相場です。
スターフルーツはどこで手に入る?
南国の果物スターフルーツは、どこのスーパーでも手に入るというわけではありません。
輸入食材を扱うようなスーパーや果物専門店、一部の八百屋、通販などで購入できるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
おいしいスターフルーツの選び方
スターフルーツをそのまま食べるのであれば、ぜひ熟したものを選びましょう。
スターフルーツの果皮はつやつやとしていて、未熟のものは淡い緑色で酸味が強く、熟すにつれてだんだん黄色へと色が変化し甘みが増してきます。
おすすめは完全に黄色になる前の状態です。熟しすぎると果皮にしわが増え、果肉がやわらかくなりすぎるので注意しましょう。国産のものであれば9〜12月頃に出回るものがおすすめです。
スターフルーツを選ぶ際には、表面につやがあり、果皮に張りがあるものがおすすめです。追熟可能なフルーツなので、未熟のものを購入して黄色く熟するのを待って食べるのも良いでしょう。
ピクルスやサラダの具として食べる場合は、熟していない緑色の状態のものを使用します。
スターフルーツの切り方
スターフルーツといえば、星型の断面にカットして食べるものと思っている人は多いかもしれませんね。しかし、よりおいしく食べられる切り方があるのでご紹介します。
まずは、スターフルーツを洗って表面についた汚れを落とし、果皮の両端を切り落とします。星の角にあたる部分はとても硬いので、包丁でカットするかピーラーでそぎ落としましょう。
果肉の断面を上に向けて、星の角をカットするような感じで縦に包丁を入れていきます。果肉の真ん中の部分も食べられるのですが、スターフルーツならではの甘酸っぱさを感じる外側の旨味が薄れてしまうため、外側の部分だけを食べるのをおすすめします。
こちらの方法だとスティック状にカットするので持ちやすく、食べやすいのもポイントです。また、スターフルーツの皮はやわらかいので、皮をむく必要はありません。
スターフルーツの保存方法
未熟のスターフルーツを追熟させるためには20度前後の室温で保存します。
しっかりと熟したものは、乾燥を防ぐためポリ袋に入れて口をしばり、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
ほのかな甘酸っぱさとサクサク食感がおいしいスターフルーツ
爽やかな甘酸っぱさが特徴の南国の果物スターフルーツ。星型にスライスすれば、ケーキなどのデコレーションにもぴったりのかわいらしさです。旬の時期に手に入るようであれば、ぜひ生のフレッシュさを味わってみましょう。
サクサクとした意外な食感に驚くはずです。こちらではおいしく食べるための切り方もご紹介したので参考にしてみてくださいね。