
サワーとチューハイの違いは?レモンサワーの作り方もご紹介
作成日: 2021/03/05
更新日: 2025/06/09
暑い季節にスカッとしたいとき、爽やかな気分になりたいときは、炭酸のきいたサワーが美味しいですよね。似た飲み物を「チューハイ」と呼ぶ場合もありますが、この2つの違いを知っていますか?
この記事では、サワーやチューハイ、焼酎、ハイボールの定義や違いをわかりやすく解説します。美味しいレモンサワーやハイボールの作り方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※こちらの記事でご紹介する内容は、アルコールを含む飲料に触れています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
サワーについて
サワーとは?
サワーは酸っぱいを意味する「sour」が語源とされ、本来はスピリッツに柑橘類の果汁と炭酸水を加えたものです。
しかし、現在では焼酎ベースのものや、桃など甘い果汁を使うものもサワーと呼ばれます。
サワーの種類
サワーにはさまざまな種類があり、味わいや香りのバリエーションが豊富です。
定番のレモンサワーをはじめ、グレープフルーツやライムなど柑橘系を使ったものは爽快感があり人気。梅やシークヮーサー、ゆずなど和の素材を使ったサワーも幅広く親しまれています。
また、カルピスや巨峰など甘めのフレーバーを加えたものもあり、お酒が苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。焼酎やウォッカをベースに、割材との組み合わせ次第で無限に楽しめるのがサワーの魅力と言えるでしょう。
レモンサワーの作り方
氷の入ったグラスに焼酎を入れ、レモン果汁とレモンを加え、炭酸水を注ぎ優しく混ぜれば出来上がりです。
詳しい作り方は以下の動画でもご紹介しています。
チューハイとの違い
チューハイとは?
チューハイとは、焼酎に炭酸水や柑橘類などの果汁を加えた飲み物です。
サワーとチューハイの違い
サワーはベースにスピリッツを使い、チューハイは焼酎を使う点が違いです。
しかし、現在ではサワーに焼酎を使うこともあるなど、両者に明確な違いはありません。
焼酎との違い
焼酎とは?
焼酎は、米・麦・芋などを原料にして造られる日本独自の蒸留酒です。蒸留によってアルコール分を抽出するため、すっきりとした飲み口が特徴で、水割り・お湯割り・ロックなど、飲み方の幅広さも魅力のひとつです。
サワーと焼酎の違い
サワーと焼酎は混同されがちですが、意味合いや提供方法に違いがあります。
焼酎は蒸留酒そのもので、芋・麦・米などを原料にしたアルコール度数の高いお酒です。一方、サワーは焼酎やウォッカなどを炭酸や果汁、シロップで割ったカクテルスタイルの飲み物を指します。
つまり、焼酎はベースとなるお酒そのもの、サワーはその焼酎などを使った完成されたドリンクという位置づけです。
ハイボールとの違い
ハイボールとは?
ハイボールの定義は「スピリッツやリキュールを炭酸飲料で割ったもの」とされています。
日本では一般的に、ウイスキーに炭酸水を加えたものを指します。
サワーとハイボールの違い
サワーはベースにスピリッツが使われますが、ハイボールはウイスキーをベースとする点が大きな違いです。
ハイボールの作り方
最初にグラスの上まで氷を入れて混ぜ、グラスが冷えたら溶けた水を捨てます。
グラスにウイスキーを加えて混ぜ、ウイスキーが冷えたら炭酸水を氷にあてないよう優しく注ぎ、軽く1度混ぜて出来上がりです。
詳しい作り方は以下の動画でもご紹介しています。
コツは優しく混ぜること!美味しいサワーでスカッとしよう
サワーやチューハイ、ハイボールの基礎知識や違いを解説しました。
美味しいサワーやハイボールを作るときのコツは、ぐるぐる混ぜず、少ない回数で優しく混ぜることです。優しく混ぜると炭酸が抜けにくく、スカッとした刺激を楽しめます。
小さなポイントを押さえるだけで、サワーやハイボールは格段に美味しくなりますよ!ぜひレシピ動画を参考に作ってみてください。