白菜の黒い点の正体は?食べられるのかについても解説!
作成日: 2021/05/29
白菜の根元に黒い点があるのを見たことがあるかもしれません。この黒い点はどういったものなのでしょうか。
この記事では、白菜の黒い点の正体や食べられるのか、味の変化はあるのかということについて解説していきます。
白菜の保存方法も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
白菜の黒い点の正体
白菜の黒い点の正体は、ポリフェノールです。
ポリフェノールとは色素や苦味、渋味の成分で、ほぼ全ての植物に含まれています。
黒い点々が白菜に散りばめられたゴマのように見えることから「ゴマ症」とも呼ばれます。
白菜の黒い点について
白菜の黒い点の部分は食べられるのでしょうか。
味の変化についてもチェックしましょう。
食べられるのか
黒い点が付いている白菜は、食べても問題ありません。
白菜の黒い点は、白菜にストレスがかかることによって発生しやすくなります。
これは虫やカビなどが影響しているのではなく、与えられる栄養の量や温度によって起こる白菜の生理現象です。
味に変化はあるのか
白菜に黒い点が多くあるほど、味が落ちます。
これには黒い点の正体であるポリフェノールが、苦味や渋味の成分であることが関係しています。
黒い点のある白菜は甘味が落ちるとも言われているので、苦味や渋味を強く感じるでしょう。
白菜の保存方法
白菜の保存方法をみていきましょう。
常温保存
白菜を丸ごと保存する場合は、新聞紙で全体を包み、立てて保存します。
カットした白菜を保存する場合は、根元に切りこみを入れて芯をとり、湿らせたキッチンペーパーで覆ってラップに包みます。
こちらの動画で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。
冷凍保存
白菜は、生のままでもゆでてからでも冷凍保存が可能です。
切ってから冷凍保存すると、凍ったまま料理に使うことができます。
また、冷凍保存する前にゆでておくとかさが減るので、白菜を大量に保存したいときにぴったりです。
詳しくはこちらの動画で確認してみましょう。
白菜の黒い点は食べられる!賢く保存して手軽に使おう
この記事では、白菜の黒い点について解説しました。
白菜についている黒い点はポリフェノールなので、食べても問題ありません。ただし、味は落ちるので白菜を購入する際には、黒い点の少ないものを選ぶのがおすすめです。
また、保存方法もご紹介しましたので賢く保存して、白菜を手軽に料理に取り入れてみましょう。