タコの数え方知っていますか?それにはちゃんと理由もあった!
作成日: 2020/02/20
世界で水揚げされるものの約6割は日本人が食べているとされるタコ。旨味のあるタコはたこ焼きやたこめしはもちろん、お刺身や煮物にしてもおいしいですよね。そんな日本人の食生活に馴染んでいるタコの数え方を知っていますか?今回はタコの数え方についてまとめました。
1.タコの数え方は匹?杯?
タコの数え方はイカと同じように「匹」や「杯」と数えます。それぞれの使い分けもあり、生きているときは「匹」、食材として扱うときは「杯」となります。タコの胴体が液体を入れられるような形をしているので「杯(さかずき)」を連想させることから「杯」を使うようになりました。
イカも同じ理由で「杯」と数えるのですが、カニも甲羅の形が容器のようになっていることから、タコやイカと同じように「杯」と数えます。
2.タコの干物や足の数え方は?
「匹」や「杯」と数えるタコですが、干物になると「連」と数えます。さらにタコの足は「本」、吸盤は「個」と数えます。
タコの数え方は状態で変わる!
今回はタコの数え方についてまとめました。タコの数え方はイカの数え方と考え方も同じでしたね。タコとイカは似ているようですが、イカ墨は料理に使われるけどタコ墨は料理に使われません。これはイカ墨はタコ墨の30倍前後の旨味成分であるアミノ酸が含まれており、墨の粘度の違いによって旨味も変わってくるからです。そのためタコ墨は料理に使われないけど、イカ墨は料理に使われるのです。同じようなタコとイカにも違いはあるのですね。