びんちょうまぐろについて解説!人気レシピもご紹介
作成日: 2021/06/24
スーパーや回転寿司などでよく見かける「びんちょうまぐろ」。
ほかのまぐろと比べると安価で、ピンク色に近い見た目が特徴的です。そんなびんちょうまぐろは、どのような魚なのでしょうか。
この記事では、びんちょうまぐろについて解説していきます。
味や旬、栄養だけでなく人気のレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
びんちょうまぐろについて
びんちょうまぐろとは、どのような魚なのでしょうか。
値段や味、旬についても合わせて解説していきます。
びんちょうまぐろとは
びんちょうまぐろは、赤身魚のひとつです。
全長50cm〜100cmの個体が多く、大きくても140cmほどなので、ほかのマグロよりもサイズは小さめです。
「びん」と呼ばれる胸びれが長いことから「びんちょうまぐろ」と呼ばれています。
ほかにも「トンボ」「鬢長(ビンナガ)」「びんちょう」などと呼ばれ、出回っています。
びんちょうまぐろは、刺身としても食べられますが、ツナ缶などの加工食品に使用されることも多い魚です。
また、トロの部分は「ビントロ」と呼ばれ、回転寿司などで人気の部位となっています。
びんちょうまぐろの味
びんちょうまぐろは、ほかのまぐろよりも淡白な味わいです。
クセがないので、さまざまな料理に取り入れることができ、豊富なバリエーションの味付けも楽しめます。
びんちょうまぐろの旬
びんちょうまぐろの旬は、冬です。
通年にわたって手に入りますが、秋から冬にかけては厳しい寒さに耐えるために脂がのります。
そのため、刺身で食べる場合は冬に水揚げされたびんちょうまぐろがおすすめです。
びんちょうまぐろの値段
びんちょうまぐろは、ほかのマグロに比べて安くなっています。
漁獲量が多く、通年にわたって水揚げされることから、安い価格で安定しています。
そのうえ、びんちょうまぐろは冷凍してストックすることで、必要な量を流通させることができるため、供給量が少なくなることはありません。
そのようなことから、希少性の低さが安さにつながっていると考えられます。
びんちょうまぐろの栄養
びんちょうまぐろの栄養をチェックしておきましょう。
生の100gあたりの栄養は以下の通りです。
・カロリー…111kcal
・たんぱく質…26.0g
・脂質…0.7g
・糖質…0.2g
・ビタミンA…4μg
・ビタミンD…7μg
・ビタミンE…0.7mg
・セレン…71μg
・コレステロール…49mg
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
びんちょうまぐろを使ったDELISH KITCHENのレシピ
びんちょうまぐろを使ったレシピをみてみましょう。
ビンチョウマグロのカルパッチョ
彩りがきれいなカルパッチョのレシピです。
びんちょうまぐろの刺身を盛り付け、ミニトマトやきゅうり、かいわれで飾れば、特別な日にぴったりなひと品になりますよ。
びんちょうまぐろのユッケ丼
ごま油が香るピリ辛のタレに漬けたびんちょうまぐろの刺身を、あつあつのご飯にのせていただきます。
温泉卵をからめて食べれば、濃厚な味わいに。ご飯にのせるだけでなく、そのままおつまみとしても楽しめます。
びんちょうまぐろを料理に使ってみよう
この記事では、びんちょうまぐろについて解説しました。
通年にわたって安く手に入るびんちょうまぐろは、淡白でクセのない味わいです。そのため、料理に取り入れやすく、さまざまな味付けができます。
今回は、びんちょうまぐろの刺身を使ったレシピをご紹介しましたので、ぜひご家庭で作ってみてくださいね。