DELISH KITCHEN

焼き鳥は種類豊富!定番部位から希少部位までご紹介します!

作成日: 2021/10/25

更新日: 2024/11/13

焼き鳥は居酒屋の定番メニューのひとつですが、お店だけでなく家でも本格的な焼き鳥が作れたら嬉しいですよね。今回は種類豊富な焼き鳥のなかから、定番の種類や変わり種をご紹介します。焼き鳥と一緒に食べるのにぴったりな野菜や、スーパーでも手に入れやすい材料を使ったおすすめのレシピもご紹介するので、参考にしてみてください。

目次

  1. 定番部位
    1. もも
    2. むね
    3. ささみ
    4. ねぎま
    5. つくね
    6. 手羽
    7. ぼんじり
    8. せせり
    9. レバー
    10. 砂肝
    11. ハツ
    12. 軟骨
  2. 希少部位
    1. そり
    2. さえずり
    3. ふりそで
    4. えんがわ
    5. かしら
  3. 焼き鳥は種類によって違った味わいを楽しめる!

定番部位

早速、焼き鳥の定番の種類からご紹介します。

もも

焼き鳥と聞いて多くの方が思い浮かべる定番の種類がももで、足の付け根部分です。ほどよく脂がのっており、ねぎまにもよく使われます。うまみがあるのでシンプルに塩で食べるのがおすすめです。

むね

むねの部分のことで、たんぱくな味わいです。見た目はももと似ていますが、脂身が少ないため味はあっさりしています。たれで食べてもさっぱり食べられますし、濃厚なチーズなどを乗せて食べるのもおすすめです。

ささみ

むねの一部で柔らかくて脂身がない部位です。加熱するときれいな白色になり、脂身がないのでさっぱりと食べられます。塩味もおすすめですが、明太子や大葉、わさびと食べても美味しいですよ。

ねぎま

もも肉またはむね肉の間にねぎを挟んで焼きます。お店によっては「ハサミ」や「鶏ねぎ」と呼ぶところも。鶏肉のうまみとねぎの風味がマッチする、塩とたれ、どちらでも美味しい種類です。

つくね

鶏ひき肉を丸めた焼き鳥です。肉団子のように丸い形や小判型、細長い筒状にしたものなど、形はさまざまです。オーソドックスなたれがおすすめですが、お店ではアレンジした味付けを楽しめるところもあります。

手羽

羽根の付け根部分で、脂肪分が多いことが特徴です。付け根に近いほうを手羽元、先のほうを手羽先といい、基本的には骨が付いています。香ばしくてパリッとした皮とジューシーなお肉は、塩味で食べるのがおすすめです。

ぼんじり

「ぼんぼち」「テール」「ペタ」などと呼ばれることもある、希少な尾骨部分です。白っぽい脂身のような見た目で脂肪分が多く、こってりしているのが特徴です。塩でジューシーなうまみを味わうのもよいですし、コク深いたれで食べるのもよく合います。

せせり

首の部分で「ネック」「そろばん」とも呼ばれる希少部位です。脂がのっており、肉質はしまっているので歯ごたえがあります。形は長細く、うまみたっぷりなので塩味で食べるのがぴったりです。

レバー

鶏の肝臓がレバーです。赤黒い色をしていて、肉質は柔らかく舌触りはなめらかです。独特な風味があるため、たれで食べるとレバーが苦手な方も食べやすいでしょう。

砂肝

黒っぽい色をした鶏の胃袋のひとつです。鶏には胃袋がふたつあり、砂肝は食べ物をすり潰すための胃なので筋肉質になっています。コリコリっとした弾力が特徴で、臭みも少ないため塩で素材の味を楽しむのがおすすめです。

ハツ

鶏の心臓のことで、濃厚な味わいと弾力、歯ごたえがあります。ころんとした丸っぽい形をしており、1羽から1つずつしかとれない希少な部位です。レバーのような独特な風味があるため、たれで味付けをすると食べやすくなります。

名前の通り皮の部分です。主に首やもも、むねの皮を使っていて、薄いため畳んで串に刺して焼きます。食感はしっかり焼くとパリパリに、さっと焼けばモチモチになります。脂の甘みとマッチするたれが相性抜群です。

軟骨

軟骨はむね部分の「むね軟骨」とひざ部分の「ひざ軟骨」があります。むね軟骨は三角形、ひざ軟骨は小さくて丸い形です。どちらもコリコリの食感が楽しめます。軟骨そのものに味はなく、あっさり塩味で食べるのがオーソドックスな楽しみ方です。

希少部位

定番に比べるとメジャーではないものの、人気がある変わり種の焼き鳥もあります。

そり

骨盤の内側にある筋肉部分のことです。柔らかくて肉汁がたっぷり含まれている絶品部位のひとつで、焼き鳥屋さんでも人気があります。通常は皮付きのまま焼かれていて、皮の香ばしさとジューシーなうまみがたまりません。塩味で食べるのがおすすめです。

さえずり

鶏の食道のことを指し、お店でも滅多にお目にかかれない希少部位です。食道はある程度の長さがあるため、ひと口サイズに切って串に刺すところや、折り畳むように串に刺して焼くところがあります。コリコリの食感と弾力を楽しめる部位で、塩にもたれにもマッチします。

ふりそで

むね肉と手羽元の中間あたりに位置する肩の部分です。味わいはたんぱくですが、適度な脂もあり食べやすいでしょう。見た目は小ぶりのかたまりで、皮も付いています。塩味で食べると素材の味が引き立ちます。

えんがわ

砂肝の壁の部分を指し、独特なコリコリ感を堪能できます。砂肝のような黒っぽい色をしており、クセがありません。うまみがあるので塩で食べるのがおすすめです。

かしら

焼き鳥屋さんで提供されていることも多いかしら。実は鶏肉ではありません。豚のこめかみの部分のことで、噛み応えのある固めの食感が特徴です。ブロック肉の脂身を取り除いたような形をしています。塩味で豚肉ならではのうまみを味わいましょう。

焼き鳥は種類によって違った味わいを楽しめる!

焼き鳥の種類は豊富で、今回ご紹介した種類のほかにも、まだまだあります。専門店に足を運んでもなかなかお目にかかれない焼き鳥もあるので、珍しい種類を見かけたら、ぜひ食べてみてください。

また、焼き鳥は家でも本格的に作れます。普段の食事に取り入れるのはもちろん、お友達を招いての焼き鳥パーティーもおすすめです。お店でも家でも、いろいろな焼き鳥を食べ比べしてみましょう。

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