DELISH KITCHEN

だんご粉とは?白玉粉や上新粉との違いについても解説

作成日: 2020/04/12

スーパーなどでよく見かけるだんご粉は何からできているか知っていますか。もちもちのだんごが作れる粉には他にも白玉粉や上新粉などがあり、正直どれを買っていいのか迷ってしまいます。こちらの記事では、だんご粉の特徴や白玉粉・上新粉などとの違いについて解説します。また、だんご粉を使ったおすすめレシピも紹介するのでぜひ作ってみてください。

目次

  1. だんご粉の特徴とは?
  2. だんご粉と白玉粉・上新粉の違いは?
  3. だんご粉を使ったおすすめレシピをご紹介!
  4. だんご粉レシピにアレンジを加えてお菓子作りを楽しもう!

だんご粉の特徴とは?

だんごを作るための粉は数種類ありますが、中でもコシがあり成形しやすいのが「だんご粉」です。だんご粉の原料はうるち米ともち米で、製造メーカーによってその割合が異なります。また、中にはデンプンが含まれているものもあります。だんご粉は米を精白した後、水につけて粉砕し乾燥させたものです。だんご粉に水を加えて成形し、お湯で茹でればだんごを作ることができます。とても手軽なうえ成形するのも簡単なので、料理初心者でも比較的ラクに作ることができるでしょう。

だんご粉で作っただんごはしっかりとした食感があり、串に刺したみたらしだんごなどを作るときにぴったりです。もちもち感がありながら、歯切れが良いのも特徴です。

だんご粉と白玉粉・上新粉の違いは?

だんごや餅を作る際に、どの粉を使ったらいいのか迷う人も多いでしょう。だんご粉と似たものには白玉粉や上新粉、米粉などがあります。白玉粉の原料はもち米で、だんご粉と比べると粉の粒子が細かいのが特徴です。できあがっただんごはもちもちなめらかで、冷やしても固くなりにくい性質があります。だんご粉と同様に水を加えて成形し、茹でたら完成です。上新粉はうるち米を原料とする粉で、せんべいの原料としても使用されています。水だけでは粘りが出にくいためお湯で練る点、また蒸してから成形する点がだんご粉との違いです。だんご粉で作ったものよりもさらにしっかりとした歯ごたえがあるだんごができ、もちもち食感のういろうや柏餅などに適しています。

ただし、作ってしばらくすると固くなりやすいという特徴があります。米粉とはうるち米やもち米を粉末にしたものの総称で、白玉粉や上新粉は米粉の一種です。

だんご粉を使ったおすすめレシピをご紹介!

まずは、基本の「みたらしだんご」を作ってみませんか。だんご粉で作っただんごはしっかりとした食感なので、串に刺すだんごにぴったりです。醤油や砂糖、みりんなどで作る甘辛みたらしだれに絡めれば、本格的なみたらしだんごが自宅でも作れます。お好みであんこをのせてもいいでしょう。だんご粉を使ったレシピでおすすめなのが「イチゴ大福」です。だんご粉で作ったもちもちの生地で、甘酸っぱいイチゴと甘いあんこを包んだ和菓子は特に女性に人気があります。市販のあんこ、もしくは手作りのあんこで、おもてなしのデザートを作ってみてはいかがでしょうか。

だんご粉の生地は冷めると伸びにくくなるので、やけどに気をつけながら熱いうちに包むのがポイントです。また、ハードルが高そうに見える「求肥」も、大福と同様に電子レンジで手軽に作ることができます。求肥の生地でチョコレートやアイスなどを包んで食べるのもおすすめです。だんご粉は和菓子だけでなく、洋菓子にも活用できます。「チーズケーキ」では一般的に小麦粉を使用しますが、小麦粉をだんご粉に変えるともっちり食感が楽しめるスイーツに早変わりします♪だんご粉を使うことで、グルテンフリーを実践している人や小麦アレルギーの人でも安心して食べられるのも魅力です。

だんご粉レシピにアレンジを加えてお菓子作りを楽しもう!

定番の和菓子だけでなく洋菓子にも使用できるだんご粉は、キッチンに常備しておきたい食材です。白玉粉で作るよりもしっかりとした食感のだんごが作れ、成形がしやすいのもだんご粉の魅力でしょう。それぞれの粉の特徴を知ることで、料理の幅がグンと広がるはずです。大福や求肥などは電子レンジで簡単に作れるので、自由にアレンジしていろいろ作ってみてはいかがでしょうか。

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