DELISH KITCHEN
  1. かやく(加薬)とは?かやくご飯レシピも紹介!

かやく(加薬)とは?かやくご飯レシピも紹介!

作成日: 2021/10/25

更新日: 2021/10/26

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カップラーメンやカップ焼きそばなどには、「かやく」と書かれた袋が入っていて、中には乾燥したねぎや肉などの具材が入っています。

また、具材をご飯に炊き込んだ「かやくご飯」もよく知られていますが、そもそも「かやく」とは何を意味する言葉なのでしょうか。
そこで今回は、かやくという言葉の由来を紐解き、どういった意味があるのか解説していきます。

目次

  1. かやく(加薬)とは
    1. 名前の由来は?
    2. かやく(加薬)には2つの意味がある
  2. かやくご飯のレシピ
    1. 4人分(5.5合炊き)のレシピです。
    2. 2人分(3合炊き)のレシピです。
  3. 「かやく」は「加薬味」がルーツだった!

かやく(加薬)とは

ここでは、「かやく(加薬)」という言葉の由来と意味について解説します。

名前の由来は?

料理において使用する言葉「かやく」は、漢字で書くと「加薬」。薬味を加えるという意味の「加薬味」という言葉が由来です。

薬味とはもともと漢方で使われる用語で、薬の効果を高めたり飲みやすくしたりするために加える「補助薬」を指す言葉だったといわれています。

室町時代の書物によると、当時はしょうがが加薬味の代表格でした。江戸時代になると、ねぎや山椒といった、辛味や香りの強い食材を総じて加薬味と呼ぶようになり、ご飯に混ぜるなどして食事に取り入れられるようになっていったとされています。

かやく(加薬)には2つの意味がある

もともとは漢方の用語から派生した「かやく」という言葉ですが、料理で使うかやくには、大きく分けて2つの意味があります。

1つ目の意味は、ねぎやごま、しょうがといった、料理に使う薬味や香辛料の総称。
2つ目の意味は、ご飯や麺類に入れる具材という意味です。
これは主に関西地方において使われる言葉で、例えば「かやくうどん」といえばしいたけやかまぼこ、鶏肉、ねぎ、青菜などいろいろな具材が入ったうどんを指します。

それに対して、関東地方ではかやくうどんのことを「五目うどん」や「おかめうどん」などといいます。
五目というのは具材がいろいろと入っているという意味で、具材が5種類のみというわけではありません。
おかめうどんとは、五目うどんのなかで、8種類以上の具材を使用したものを指し、もともとそばのメニューから派生したといわれています。
具材をいわゆる「おかめ」の顔に見立てて盛り付けられていることから、この名がつきました。

また、カップ麺に付いている、乾燥ねぎやごまなどの薬味、乾燥チャーシューなどが入った袋に「かやく」と書かれているのはご存知の人も多いことでしょう。このかやくも、同様に「麺の具材」を意味します。

かやくご飯のレシピ

かやくといえば、まず思い浮かぶのはかやくご飯!という人もいるのではないでしょうか。
かやくご飯とは、油揚げやにんじん、ごぼうなどを入れてしょうゆ風味に炊き上げた炊き込みご飯のこと。かやく飯などとも呼ばれ、関西地方を中心として人気の高い定番家庭料理です。

とりわけ大阪では、かやくご飯といえばお好み焼きやたこ焼きに並ぶ郷土料理の1つであり、昔から庶民の味として親しまれてきました。
たくさんの具材が入っているのでおかずがいらないことや、味がしみているので冷めてもおいしいことなど、合理的な面も大阪の人に好かれる理由だともいわれています。

そんな人気のかやくご飯を、ぜひご自宅でも作ってみましょう。
鶏肉、にんじん、しいたけ、こんにゃく、油揚げの5種類を使ったかやくご飯のレシピをご紹介します。

同じレシピを4人分(5.5合炊き)の場合と、2人分(3合炊き)の場合でご紹介しているので、食べる人数に合わせてご活用ください。
具材を切ったら炊飯器にセットしてスイッチを押すだけで完成します。野菜と油揚げは7mm角、鶏肉は1cm角と、小さめに切ることでご飯によくなじみ、旨味もよくしみ込んでおいしくなります。

冷めてもおいしいので、お弁当などにもおすすめです。

4人分(5.5合炊き)のレシピです。

とりこになるおいしさ!かやくご飯

2人分(3合炊き)のレシピです。

3合炊き炊飯器で!かやくご飯

「かやく」は「加薬味」がルーツだった!

カップ麺の具材や、炊き込みご飯の名称で知られる「かやく」という言葉は、もともと漢方の補助薬として使われていた「加薬味」がルーツでした。

現在はかやくといえば「薬味・香辛料」全般を意味するだけでなく、麺類やご飯類に混ぜる「具材」としての意味もあります。
これからはどちらの「かやく」も使いこなし、いつもの食生活に役立てていきましょう。

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