モウカザメとは?おすすめの食べ方やレシピをご紹介
作成日: 2021/12/06
スーパーや鮮魚店などでは、さまざまな種類の魚介類が出回っていますが、モウカザメという魚をご存じでしょうか。くせのない味わいで加熱してもしっとりしていることから、いろいろな料理に使うことができます。
この記事では、モウカザメについて下処理方法やおすすめの食べ方、レシピなどをご紹介します。
モウカザメについて
モウカザメには、どのような特徴があるのでしょうか。
モウカザメとは
モウカザメは、ネズミザメ目ネズミザメ科に分類されるサメの一種です。別名で「ネズミザメ」「カドザメ」とも呼ばれます。
全長3mほどで、背側は灰色、腹側は白色なのが特徴です。寒冷な環境を好む回遊魚で、日本ではオホーツク海や日本海で水揚げされます。
モウカザメの味
モウカザメはくせのない味わいで、あっさりとしています。身は柔らかいうえに、火を通しても崩れにくい特徴があります。
また、加熱によって硬くなりにくく、食感はしっとりとしています。そのため、煮付けやムニエル、フライなど加熱調理に向いています。
モウカザメの下処理
モウカザメはキッチンペーパーで水分をふき取ります。臭みが気になる場合は、塩や酒をふり5分ほどおいてから、さらに水分をふき取りましょう。
このとき、モウカザメの身をこすってボロボロにならないように、キッチンペーパーを当てて水分を吸収させるのがポイントです。
モウカザメの食べ方とDELISH KITCHENのレシピ
モウカザメの食べ方とレシピをご紹介します。さまざまな調理方法で楽しめるので、ぜひ参考にしてください。
炒める
あっさりとしているモウカザメは、炒めると油分によってコクが増し、バランスのよい味わいに仕上がります。
・モウカザメとししとうの甘辛炒め
モウカザメとししとうを甘辛く炒めた一品です。味がよくからむように、モウカザメに片栗粉をまぶしてから炒めるのがポイントです。豆板醤のピリッとした辛味がアクセントになってご飯が進みますよ。
焼く
モウカザメを焼くと、水分が抜けて身がきゅっと締まります。焼いても硬くなりにくく、しっとりとした食感に仕上がります。
モウカザメは淡白な味わいなので、コクのある味付けのムニエルや照り焼きなどがおすすめです。
揚げる
モウカザメは、揚げ物にするとフワッとした食感になります。身が柔らかいので、衣はサクサクに仕上げ、揚げたてをいただくのがおすすめです。
唐揚げや竜田揚げ、フライなどお好みの揚げ物で味わってみましょう。
煮る
しっとりとした食感で煮崩れしにくいモウカザメは、煮物にも向いています。加熱しても身が硬くなりにくいことから、火の通りにくい具材と一緒に煮込むのもよいでしょう。淡白な味わいなので、しっかり味付けする煮付けにもよく合います。
くせがないモウカザメを味わってみよう
モウカザメは、ネズミザメ目ネズミザメ科に分類されるサメの一種で、くせがなくあっさりとした味わいが特徴です。火を通しても身が崩れにくいので、加熱調理に向いていますよ。
焼いたり炒め物にはもちろん、煮付けや揚げ物もおすすめです。簡単に下処理できて料理に使いやすいので、ご家庭でモウカザメを味わってはいかがでしょうか。