餅とり粉とは?使い方や似ている粉との違いも解説
作成日: 2022/01/02
餅とり粉とはどんなものなのかご存じでしょうか。団子作りに使われることも多い上新粉や白玉粉とは違って、あまり聞き慣れない名前かもしれません。
この記事では、餅とり粉とはどんなものなのか、また片栗粉やコーンスターチとの違いを解説するとともに、ほかのもので代用できるかについてご紹介します。
餅とり粉について
餅とり粉とはどんな粉なのでしょうか。またここでは、片栗粉やコーンスターチとの違いについてもご紹介します。
餅とり粉とは
餅とり粉は、つきたての餅を扱いやすくするために、餅や手につける粉のことです。手につける粉なので、別名「手粉」とも呼ばれます。そのままだと手や台にくっつきやすい餅ですが、餅とり粉をまぶすことで小分けしやすくなり、丸めやすくもなります。
以前は米粉から作られることが多かった餅とり粉ですが、最近では片栗粉やコーンスターチから作られるものもあります。また地方によっては、餅とり粉の代わりに団子作りに使われる上新粉を使うこともあります。
片栗粉やコーンスターチとの違い
米粉から作られる餅とり粉と、片栗粉やコーンスターチとの違いをご紹介します。
片栗粉は、じゃがいもでんぷんから作られています。水を加えて加熱することでとろみが出るため、料理ではあんかけなどに使われます。
コーンスターチの主成分はとうもろこしでんぷんです。片栗粉と同じように、加熱するととろみをつけられるだけでなく、冷めてもとろみが持続するので、カスタードクリームなどのお菓子作りにも使われています。
ご家庭に餅とり粉がない場合には、片栗粉やコーンスターチで代用できます。また、餅とり粉も片栗粉やコーンスターチの代用として使うことができます。
餅とり粉を焼き菓子などに使うと、ふんわりもちもちとした食感に仕上がります。餅とり粉を使ってわらび餅を作ることも可能です。料理では、からあげなど揚げ物の衣として使うとふわっと軽い食感が楽しめます。
片栗粉の特徴や使い方については、以下の記事を参考にしてください。
餅とり粉はお餅に欠かせない粉
餅とり粉は、餅を扱いやすくするために餅や手につける粉のことです。餅とり粉がない場合には、片栗粉やコーンスターチで代用することができます。また、使い切れず余ってしまった餅とり粉は、お菓子作りや揚げ物に活用することができます。
餅つきなどでできたての餅を分ける際は、ぜひ餅とり粉を使ってみましょう。