叉焼の読み方や焼豚との違いは？おすすめのレシピもご紹介

叉焼とは

叉焼はチャーシューと呼ばれている、中国の伝統的な豚肉料理です。中国語では叉焼肉と呼ばれています。叉焼には、串焼という意味もあり、中国では串に刺して作るのが一般的です。

叉焼は、豚のブロック肉を調味液に漬け込んでから専用の炉で焼き上げた料理です。本場中国では紅麹を使った紅糟という調味料をタレに使用し、赤く仕上げられています。

また、中国では、焼きあがった後に水飴や蜜をかけて、甘みのある味付けなのが特徴です。それに加え、調味液には香辛料も使用しているので、奥深い味わいを感じられます。

焼豚、煮豚との違い

焼豚は「やきぶた」または「チャーシュー」と読みます。焼豚と煮豚の違いは調味液で煮込む前に、豚肉の表面を焼いているかいないかといった点です。焼豚は焼いており、煮豚は焼かずに煮込みます。

しかし、それ以外の工程は同じであるため、日本における焼豚は煮豚と同じ意味で使われていることがほとんどです。焼豚・煮豚はくせのない味わいで、香辛料の風味豊かな叉焼とは味わいも調理法も異なります。

焼豚は家庭でも簡単に作れる料理です。作り方は下記のレシピを参考にしてみてください。

基本の焼豚

ひとつの鍋で簡単にできる、基本の焼豚のレシピです。豚肉の表面をこんがりと焼いてから煮込むので、香ばしい風味がたまりません。そのまま食べるのはもちろん、ラーメンや炒飯の具材などさまざまな料理に活用できます。

チャーシュー（圧力鍋）

圧力鍋で作るチャーシューのレシピです。圧力鍋で作るので、短時間でお肉がホロホロとジューシーに仕上がります。

叉焼は焼豚とは調理法・味わいが違う

叉焼は中国の伝統的な料理です。日本の焼豚や煮豚とは、調理法や調味料が異なるため、違った味わいを楽しめます。

焼豚・煮豚は家庭でも簡単に作れる料理です。今回ご紹介したレシピを参考に、ジューシーな焼豚を作ってみてはいかがでしょうか。